電気工事士試験の欠陥についての質問です。

Question

電気工事士試験の欠陥についての質問です。被覆の傷がどこまでセーフなのか分かりません。下の画像(見えにくてすみません)のように擦り傷ではなく、少し深さのある傷でも折り曲げて芯が見えなければセーフなのでしょうか。

Answer 1

欠陥の要件はここに書いてあることが全て（公式発表なので）で解説本などに書かれている事よりも優先します。

https://www.shiken.or.jp/candidate/handankizyun.html

聞かれていることは
「少し深さのある傷でも折り曲げて芯が見えなければセーフ」
言葉通りですよ。

判定官は多数の課題を判定しますので一つの課題に時間をかけてはいられません。
例えば写真のような状態を見つけても過剰に曲げて芯線をなかばむりやり露出させるような見方はしません。
写真みたいな「折り返す」みたいにまでして点検してる暇はないんです。

ご心配せずとも電工試験は「落とそうとする試験」ではありませんので、そこまで気にされる必要はありません。
欠陥要件の写真を見て頂けると判ると思いますが、欠陥と言うのは「誰がどう見ても欠陥に見える」場合にしかそうならないです。

Answer 2

写真の程度なら大丈夫だよ。

Answer 3

試験の判断基準は
「5-2.絶縁被覆の損傷で，電線を折り曲げたときに心線が露出するもの
ただし，リングスリーブの下端から 10mm 以内の絶縁被覆の傷は欠陥としない」
です。
これに該当しなければ試験では欠陥になりません。

Answer 4

被覆の損傷なく、安全を確保した作業や仕上げが電気工事士の仕事です。