自己PRは自分の長所複数書いた方がいいのでしょうか？

Question

自己PRは自分の長所複数書いた方がいいのでしょうか？学校の先生は3つほど書いた方がいいと言っていたのですがそれでは内容が薄くなりそうで怖いです。出来ればひとつに絞って書いた方がいいと調べたら出てきました。テーマとしては学内外で取り組んできたことや今後取り組みたいこと等です。

Answer 1

予備校で小論文指導をしていたことがある者です。
指定字数によります。

意見（自分の長所）＋根拠（なぜそう言えるか）＋具体例（主張を補強するための具体例）のセットで２００〜300字で長所をひとつ書くぐらいが妥当かと思います。根拠や具体例の部分があまりに少ないと質問者さんが危惧するように内容が薄くなるかとおもいます。

と言うことで例えば指定字数が４００字なら長所は１〜２つ、６００字なら２〜３つ書くのがいいかなと思います。

Answer 2

元採用担当のおぢさんです。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。

まず、自己PRと長所は意味が異なります。そこをきちんと押さえましょう。

長所：周囲（クラスメイトや友人）と比べて優れているところ

自己PR：相手から見て、価値や魅力があること

例えば、私があなたとお近づきになりたいと思ってＰＲ（本当はアピールが正しい）したとします。

「私はポルトガル文学では、日本でもTOP５に入る研究者です。」

私が優秀な文学の研究者であることは、いわゆる長所ではあるのですが、あなたは私とより近づきたいと思えますか？ ポルトガルに興味があるとか、文学が特別好きでなければ「なんじゃ、そりゃ」という感じでしょう。

（〇〇のところは、自分が会ってみたい有名人を入れてください）「わたしは以前に〇〇ちゃんのボイストレーナーをやっていて、明日ランチに一緒に行くけどあなたも来るかい。二人だけだと間が持たないので」と言われたら話は変わってきませんか。つまり、〇〇さんに会えることが、あなたにとって非常に価値があり魅力的だからです。

さて、肝心の質問への回答ですが、会社から見たとに、価値や魅力があること（＝お客様・同僚にとって意味がある、あるいは、仕事上で使えることなど）であれば複数書いても構いません。どのみち、詳しく知りたいことは面接（質問）で確認しますから、下手に詳しく書きすぎる必要もありません。もちろん、一つだけに絞ってエピソードを絡めて書くのでもよいでしょう。注意すべきは、それが単なる長所であれば、自己PRにならず「なんじゃ、そりゃ」の自慢話になるということです。