FP1級の価値が解りません。宅建を取った方がコスパが良いと感じます。 知り合いでFP1級を取って本社に栄転した例は…

Question

FP1級の価値が解りません。宅建を取った方がコスパが良いと感じます。

知り合いでFP1級を取って本社に栄転した例はありますが、要素の一つでしかなく決定打に欠けます。人事に嫌われていたら資格を持っていても行けなかったでしょうし。

受験者数もFP2級より少ないので、見切りをつけているのでしょう。

ここまで考えがまとまっていますが、もやもやが残ります。

何なのでしょう。

博士号と同じ気がします。

Answer 1

おっしゃる通り、コスパは圧倒的に宅建士。
独占業務ありの必置資格。受験料も安い。
FP1級は名称独占資格でしかない。
ただし、税理士や社労士などを持っているなら箔付けには中小企業診断士並みにあり。

Answer 2

金融機関(銀行、保険、証券)での評価は高いですが、銀行では他の宅建士、簿記1級、行政書士、社労士、中小企業診断士などから3つ4つ取れば良い感じです。

宅建士でも同様に評価されるのなら、取りやすい宅建士で良いと思います。

Answer 3

講演会や相談会で肩書きがFP2級ではさすがに見劣りするので、個人のFP士なら1級を持っていた方が拍がつきます。

まさに名称独占資格で受かっていなかったらFP1級を名乗ることも出来ないですからね。

Answer 4

資格を持っているだけでコストがかかり続けるわけじゃないので(検討にも値しないほどのわずかな更新料はありますが)、コスパで検討はちょっとずれている気がしますね。

「FP1級の価値」といっても、資格は仕事をするためのアイテムのひとつに過ぎませんので、資格そのものには価値はありません。

大工がどんなに高価なカナヅチというアイテムを持っていても、大工としての評価は変わらないのと一緒で、仕事ができてはじめてその人の持つアイテムひとつとして資格の評価が後からついてくるということになります。

FP1は受験資格を得るまでが大変で、そのうえで学科試験の合格率が低いという希少価値がありますから、持っている人は希な資格です。その資格所持者が仕事もできるとなれば当然資格の価値はそのひとについてきて高まるでしょうね。

仕事ができないのに資格だけ取って得意顔をしているような人じゃ、同じ資格を持っていても誰も評価しないばかりが、逆にがっかりな人扱いをうけてしまいます。