救急救命士って名前の響きからすごい資格なのかと思ってらっしゃるかもしれませんが、要は医師の指示の元、瀕死の人の気道を確保するため、喉に管を差し込むのと、点滴して強心剤をぶち込むことだけが出来る資格です。出来る医療行為はたったそれだけです。 資格自体は専門学校でも大学でも取れますが、消防に入って救急車に乗らなければ生かすことができない資格なのに、消防の採用試験に落ちる人の方が多いのが現状です。 救急救命士の資格と消防の採用は全く関係ない話なので、救命士をもって消防に入ったとしても普通に6か月の消防学校初任科には全寮制で入校します。初任科のあとに通う2か月の消防学校救急科には通わなくていいだけです。
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消防官…資格ではなく職業です。消防に就職すれば消防官です。 救急救命士…資格の名前です。 消防学校…消防官として採用されたら(就職したら)、消防の基礎的なことを学ぶために通う、消防組織内の訓練施設です。消防官以外が通うことはできません。 消防官になった後に、給料もらいながら仕事に必要なことを学びます。 救急車に乗る救急救命士になりたいということですよね。 その方法は3通りあります。 ①高卒や大卒で消防の採用試験を受けて合格し就職後に、救急隊として5年以上または2,000時間以上の実務経験を積んだ後に、消防局内の選考を経て、救急救命士養成所に半年通って国家試験を受ける。 時間はかりますが、給料もらいながら養成所に通うので費用はかからないです。また、資格を取れば確実に救急隊の救急救命士です。 ②救急救命士養成コースのある専門学校に通って国家試験を受ける。資格とは別に、消防の採用試験を受けて合格しなければ救急隊にはなれません。2-3年の専門学校になります。 ③救急救命士養成コースのある大学に通って国家試験を受ける。上と同じく、消防の採用試験を受けて合格しなければ救急隊にはなれません。公立大学はないので、私立大学に4年通って最もお金はかかりますが、大卒扱いになります。 ご存知のように、消防に就職しないと100%活かせない資格なので注意が必要です。 特に、女性の場合は男社会の消防組織の中で5%もいないので、就職は大変厳しいです。 また、ほとんどの消防は、一般の会社みたいに8時間働いで夜は家に帰って…というものではなく、24時間勤務して非番と休日休んで…という形です。 そのような働き方の中で結婚や出産といったライフステージで救急救命士を降りる人が多い現実もよく考えてください。
資格を取るパターンがいくつかあるだけです。 ①無資格で消防の採用試験を合格→消防学校→消防署勤務→消防署で働きながら救急救命士の資格を取る。 ②専門学校や大学で救急救命士の資格を取る→消防の採用試験を合格→消防学校→消防署で働く。
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