証券アナリストの資格について 個人で投資をしようと考えた時、証券アナリストの勉強をしておくことは活きるでしょうか。

Question

証券アナリストの資格について

個人で投資をしようと考えた時、証券アナリストの勉強をしておくことは活きるでしょうか。投資を始めようと思った時、市販の書籍では正しい知識などは身につきにくいと思いましたので、証券アナリストの書籍等で勉強しようと考えています。
しかし、こちらは実務家の方向けの資格であることを考えると、身につけてもメリットは薄い可能性もあるのかなと悩んでいます。

なお、当方は別の職業についており、キャリアアップにつながらないことから、資格の取得は考えていません。
勉強自体は苦ではないので、自己研鑽の一環で勉強しようかなと思ったのですが、メリットがどの程度見込めるのか気になったため、ご意見いただけますと幸いです。

Answer 1

コメントさせて頂きます。元証券マンで、証券アナリスト資格を保有しています。

証券アナリスト資格は「証券投資理論」と「コーポレートファイナンス」を教養として学ぶような類いのものです。証券投資理論は株式だけでなく、債券投資分析やポートフォリオマネジメントも含まれており、個人の方が株の取引をする上で学ぶにはオーバースペックのような気がします。なので、「株を始めてみようと思う」という動機であれば、日経新聞社が出版しているような「株の基本」的な書籍を買って見るのをお薦めします。

尚、証券アナリスト資格はその学習内容の性格上、上場企業の財務やIRの方が意外と保有しています。ですので、ご質問者さまが今後そのようなポジションに就く可能性があるのであれば、取得されるのも良いかもしれません。