公認会計士試験の論文試験は監査小六法の持ち込みは可能ですか

Question

公認会計士試験の論文試験は監査小六法の持ち込みは可能ですか

補足

mm1jctさん丁寧に回答いただきありがとうございます。現役の方の投稿は貴重でたすかります。12月に初めて会計士試験を受けます。現在はひたすら問題をといている状態です。気が早いかと存じますが、どの監査法人も論文合格者からしか採用しないんでしょうか？

Answer 1

どうも、某監査法人勤務の者です。

公認会計士試験では監査小六法（会計監査六法）の持込みはできません。

恐らく会計監査六法の持込みを認めてしまいますと、六法には各意見書や基準の「結論の背景」まで書かれてしまっておりますので、試験の理論で問うことがほとんどなくなってしまうためであると考えられます。

その代わりといってはなんですが、従来（２年前）までは企業法及び民法でしか行われていなかった条文の貸与が、監査論、租税法、会計学（午後）の３つの科目についても認められることとなりました。ですので、試験においては公認会計士監査審査会の方から配られる当該条文集を利用しながら解答を行っていくこととなります。

以上、少しでもご質問者様の参考にしていただければ幸いです。