どこで見たデータかは分かりませんが、伊藤忠丸紅鉄鋼の年収が丸紅住商より高いということは有り得ないです。 伊藤忠丸紅鉄鋼は伊藤忠と丸紅の子会社です。基本的に親会社の待遇水準を子会社が超えることはありません。なぜなら、親会社より高い給料を従業員に払えるほど経費を使えないからです。もしそんな多額の経費を使えば一発で親会社から注意を受けて経費が削減されます。 そして収益モデル(利益の稼ぎ方)から考えても、資源の権益を握っている5大商社に専門商社が勝つことは難しいです。 あと近年、確かに総合商社と並んで鉄鋼専門商社の利益水準は大きく上がりました。 ただ、総合商社は資源バブルに乗って上げた収益を他の色々な分野への投資に回しているのでまだ成長可能性が高いのに対して、鉄鋼専門商社はシンプルに鋼管などの鉄鋼製品がたくさん売れただけの話です。総合商社と違って今の業績水準が続く可能性は低いです。 一方就活の観点からは、総合商社受ける人がほぼみんな鉄鋼専門商社受けるのに対して、採用数は総合商社1社より少ないので、難易度としては相当高いです。総合商社受かった人が落ちている例も沢山見ました。なので普通の人は総合商社と両方受けます。
子会社の給料が親会社の給料より高いなんて100%あり得ません。親会社が総合商社であることを踏まえて言えば、子会社の給料は親会社の半分でしょう。それでも普通の会社よりは給料は多いかも。コスパは良いと言っても内定者のボリュームゾーンはMARCHレベルで倍率も高く、そう簡単には入社できないと思います。
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