解決済み
回答: 「外局」と「省」は、日本の行政組織における重要な概念です。 「省」は、内閣の統轄の下に各省大臣の分担管理・掌理する行政事務をつかさどる機関として置かれます1。例えば、財務省、法務省、文部科学省などがこれに該当します。 一方、「外局」は、省に直属はするものの、内部部局の外にあって、特殊な事務、独立性の強い事務を行うための組織で、内部部局(本府または本省)と並立する地位を有するものです2。外局は、その業務が特殊性・専門性を帯びているために、ある程度独立した機関として設置されています2。例えば、金融庁や消費者庁(内閣府)、消防庁(総務省)、公安調査庁、出入国在留管理庁(法務省)、国税庁(財務省)、文化庁・スポーツ庁(文部科学省)、林野庁・水産庁(農林水産省)、資源エネルギー庁・特許庁・中小企業庁(経済産業省)、海上保安庁・気象庁・観光庁(国土交通省)、防衛装備庁(防衛省)などがその例として挙げられます3。 例えを用いて説明すると、省は大きなビルのようなもので、その中には多くの部屋(内部部局)があります。一方、外局はそのビルの敷地内にある別棟のようなもので、特定の目的や機能のために独立して設けられています。この別棟はビル(省)と同じ敷地内にあるため、全体の管理(内閣)の下にありますが、その運営は独立して行われます。 以上が「外局」と「省」の違いと関係性になります。どちらも行政の遂行において重要な役割を果たしています https://wakariyasui.info/gyosei/?p=136 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E5%B1%80 https://kotobank.jp/word/%E5%A4%96%E5%B1%80-42261 https://job.career-tasu.jp/finance/articles/061/ 「外局」と「独立行政法人」は、日本の行政組織における異なる概念です。 「外局」は、内閣府または省に置かれる、特殊な事務、独立性の強い事務を行うための組織で、内部部局(本府または本省)と並立する地位を有します1。その業務が特殊性・専門性を帯びているために、ある程度独立した機関として設置されています1。 一方、「独立行政法人」は、国が直接行っていた公共的な事務・事業の中で、民間に委ねたら実施されない恐れがある事業を国から独立した形で行うもの、または各省庁が直接手がけないが、ある程度国の関与が必要とされる事業を独立した形で行うものを指します2。 両者の主な違いは、その所属と独立性にあります。外局は省庁の一部であり、その省庁の管理下にありますが、独立行政法人は別法人であり、国からの資金援助や保護の有無、及びそれに伴う政府の監督が必要か否かにより異なります23。つまり、外局はある程度の独立性を持ちつつも、その上位の省庁の管理下にあります。一方、独立行政法人は、その名の通り、より高度な独立性を持つ組織です。
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