元々、高卒+2年の養成課程(短大の保育科、専門学校など)が基本的な資格取得ルートで、試験の受験資格は、その要件に近いところに合わせてあるだけです。 もし高卒時点で受験資格を与えると、養成課程での専門教育がある意義が薄れて、そのルートが使われなくなります。つまり、養成課程に行かずに、試験で取得しようという人が多くなります。養成課程ルートがあるのは、基本的には、保育士のレベルの向上と、高度な専門性持たせようとするためになっているので、全体方針として、試験ルートは亜流なのです。 なお、保育士に対する、(基本的には短大卒以上でなければ取得できない)幼稚園教諭の試験認定とか、特例での資格付与もありますが、これも保育士の試験認定の学歴要件が高卒+2年になった後の制度です。おそらく様々な同等性が一定程度保たれているからこその特権なのでしょう。 ただ、幼稚園教諭などもですが、他の教育、医療、福祉系のまともな資格は、養成課程の学校ルートしかないところがほとんどです。つまり、そもそも試験取得ルートがありません。(例外として、幼稚園教諭は、上記の保育士をとった後の試験ルートはあります) 保育士は試験ルートがあるだけかなり緩いことは認識しておいた方がいいと思います。 ちなみに、保育士(保母)は歴史的に、無資格から始まり、資格が必要になった直後は、有資格者確保の必要性から、初期は講習や、その後、試験で資格を与えることが主体だったようです。その後、上記のレベル向上や専門性を上げるために養成課程を整備して、学校の数が揃って、試験が亜流になったところで、学歴要件が高卒+2になっています。 流れを見ると、保育士の地位向上に向けた(もしかしたらありがた迷惑な)偉い人の努力の結果なのかもしれませんね。 あと、今の40台半以下の年代は高卒が2割ぐらおの少数派であることもあり、高卒で実務経験という要件に当てはまる人が少なく、また、このように様々不利があることが自明だったので、当たり前に受け入れてしまうかもしれません。 今の50代が過渡期で、保育士の制度も受験資格が変わり、一方で、少し上の世代の高卒があたり前を見ているので、割を食ったと最も感じる世代になっているような気がします。
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全くおっしゃる通りです・そのように感じられます。 試験を行い、所定のレベルが確認されれば十分のようにも考えます。 ところがこれですと、小学校でも・中学校でも・高校でも・大学でも 能力のみですと、試験を行い合格点であれば卒業認めても良さそうです。 これですと、各校で皆のレベルをそろえ・確認することも無く、個人には 望ましくも、全体大多数のレベル・クラス的な達成が無いようにも感じます。 このため、個人的でなく大多数・不変のレベルで定めこれを達することで この資格を与えるとして、皆の合意を得ています・・・としています。 なので高卒除外ではなく、所定の学歴・単位の時間を確保でだれでも資格 与えますとしているようです。 私高卒ですが、教員免許取得しました。しかしとても大変でした、そのかわり 通常大学4年間の時間も授業料等1000万円もかけていません。それは、 これを費やして資格取得するのと同等と感じる程度は困難度必要なのでしょう 以上
私もそう思います。 保育とは無縁の学部を出た人や専門学校卒業の人はそのまま受験できるのに、何故高卒は2年以上かつ2880時間でしたっけ?児童関係の施設で働いたと言う証明書がないと受けられないって理不尽ですよね。 だから保育補助の仕事をしましたよ。 せめて子育て経験があるとかも含めてくれると良いのになぁと思いました。 でも、補助として雑用をこなし、働いていた時に聞こえる保育士の接し方、読み聞かせ、手遊び、壁面、製作なとなど、覚える事が出来たのは利点だと思ってます。 補助だと思ってアゴでコキつかったり、態度が酷い保育士もいましたが、「こんな保育士には絶対ならない」と違う事も出来、逆にお手本になる人もいて目標は定まりました。 保育士増やしたいなら、もう少しハードル下げなきゃ難しいですよねぇ。
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