具体的な絵のレベル感に関しては他の人が貼っているポートフォリオを参考にしてください。 自分はゲーム会社などに社員として採用されるイラストレーターに求められる資質を解説します。単に高いレベルの絵が描ければいいというわけではありません。 ざっと書くと ・ユーティリティー性 ・リーダの資質 です。 ユーティリティー性というのはなんでも描ける力を指します。美少女しか描けませんとかモンスターしか描けませんだと社員として雇う以上コスパが悪いわけです。様々な案件を社内で渡り歩きますので多様なタッチ(アニメタッチやリアルタッチ、カートゥーンタッチなど)、それと多様なモチーフ(ファンタジーもSFも現代劇も)に対応できる力が必要です。 二つ目のリーダーの資質とは早い話、アートディレクションができるかどうかです、アートディレクションというのはそのプロジェクトの絵の方向性を決める仕事です。つまり、周りのスタッフや外部のフリーのイラストレーターなどに絵を発注しながらそれを監修できる能力のことです。 自分の得意分野を売りにして戦うフリーランスのイラストレーターに対して、社員イラストレーターにはなんでもできる力や監督的な能力が求められるのです。一言でイラストレーターといっても立場によって求められる資質が全く違うんですよね。 他の回答者が美大に行けと言っていますが、事実としてゲーム会社などにイラストレーターとして採用される人は(難関)美大出身者が多いです。それは先述した資質が理由になっているんです。 難関美大生は難関実技試験を突破しているのでまずその基礎力に信頼性があります。基礎ができているということは応用が効きますから、多様な絵に対応できます。 また受験期に基礎鍛錬を済ませているので大学在学中はひたすら自分の作品を磨く活動をしているわけです。 その活動を通して単なる小手先のテクニックにとどまらない、創作表現に対しての自分なりの理屈、理論をしっかりと醸成できるのです。よって、将来的にリーダーとなって周囲を引っ張る人材になり得るのです。なので企業が求める資質を満たす人材に自ずと美大生が多くなるのです。 もちろん、高卒や専門学校卒でも大手ゲーム会社でイラストのリーダークラスを務めている人にもたくさん出会ってきましたから、先述の資質を満たしていれば学歴なんて関係ないんですが。
大手の企業に就職したいならまずは美大に入らないとほぼ無理と思った方がいいです。美大に入るにはデッサンを死ぬほど勉強して書きまくることです。そのためには美大専門の予備校に通ってください。デッサンが出来ない人は企業にも採用されません。 大手でなくていいなら専門学校でもいいですが、それでも名のある学校を選び、更にその中で優秀でないとイラストレーターとしての採用はされないと思っていいです。専門学校ではまともな求人は来ませんのでそのつもりで。 そもそも「アニメチックなキャラクターイラストの職で社員採用」する会社はかなり限られます。そしてそのような進路を希望する人はとてもたくさんいますから、ハードルが高く狭き門で、本当に画力が高く優秀な人しか選ばれないと思った方がいいです。本気で狙うなら相当な勉強と準備と覚悟が必要です。
イラストでの就職って、今だとだいたいゲーム会社になると思うのですが、「ゲーム会社 内定 ポートフォリオ」で検索したら、どのレベルのポートフォリオの人がどういう会社に採用されているのかわかりますよ。 ビビビットはたくさんポートフォリオ見れますよ。 例えばこんな感じです。 https://hataraku.vivivit.com/portfolio/22pf01/ https://hataraku.vivivit.com/portfolio/22pf22/ https://hataraku.vivivit.com/pf_special_x/19pften18/ https://hataraku.vivivit.com/portfolio/22pf23/ またイラスト技術は数年で大きく進歩するので、できるだけ去年とか最近の物を参考にすると思います。
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