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救急救命士のなり方について教えてください。自分で調べても色々な記事がありどれが本当か分からないのでごちゃごちゃしています。救急救命士の資格が取れても、消防士の資格も取らないと消防署に勤務できず救急車に乗れない、という認識になってしまっているのですが、実際はどうなんでしょうか。 無知で申し訳ないですが、分かりやすく説明して頂けると嬉しいです。
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・救急救命士は国家資格で一部の医療行為ができる資格です。 救急救命士=資格 ・消防士は地方公務員で各自治体の消防職員採用試験を受け合格すると消防職員となります。 消防士=職業 簡単に言えば、 医師=資格 勤め先=病院 看護師=資格 勤め先=病院 救急救命士=資格 勤め先=消防or病院 です。 基本的な救急車両は消防署から出場しています。ですので、消防職員でなければなりません。たまに病院が所有してる救急車もありますがあれはドクターカーであったり転院搬送用の救急車ですので、皆さんが街中でよく見かけるのは消防機関のものになります。 救急救命士の資格の取得方法 ①高校卒業後、救急救命士の受験資格がある専門や大学に入学する。 例えば◯◯大学校 保健学部救急救命士学科 ◯◯大学校 医療学部救急医療学科 ◯◯専門学校 救急救命士科 ネットで救急救命士の受験資格が得られる専門、大学と検索すれば出てきます。 ここで、2年(専門)〜4年(大学)通い、受験資格を得て救急救命士国家試験を受けに行き晴れて合格となります。 ※もちろん勉強しないと落ちます。 この段階では、就職試験は決まってませんので、同時進行で救急救命士の勉強と地方公務員試験(消防)の試験対策をしなくてはなりません。ですので、救急救命士が合格しても地方公務員試験が落ちれば消防士にはなれませんので、救急車に乗ることもできません。 地方公務員試験に合格し消防職員となった場合、救急救命士の免許を持っていれば早ければ3年〜5年程度で救急担当になるでしょう。 ②高校卒業後、地方公務員試験(消防)に合格し消防職員となり救急救命士を取得する場合。 まず初めに、消防職員となった場合は必ず初任科という教育を受け消防士として認められるステップを踏んでいきます。 初任科終了後、数年消防業務を積み、救急への道に行きたい希望を出します。そうすると救急科というところへ3ヶ月程度勉強しに行きます。 救急科を卒業すると救急車を乗る権利を与えられます(まだ救命士ではないが救急車に乗り活動ができます)。 救急科卒業から5年もしくは2000時間の休救急業務の経験をすると救急救命士の受験資格を得ることができます。救急救命士の養成所へ6ヶ月間行き、試験に合格後、晴れて救急救命士となります。 しかし、消防職員の場合は、税金で救急救命士の養成所へ行くため基本的には年功序列か優秀な職員が行くことがほとんどです。 結局、数年間救命士の道を考えたがそこまで辿り着くことができなかった。というパターンもあります。
まず救命士になるには大きく分けて2つ方法があります。 1つは救命士の専門学校(〜医療専門学校等)に行って国家試験に合格する。 もう1つは消防に合格してから救急隊の経験を数年間積んでから救命士を志望し、署内選考を経てから消防学校にある救命士養成課程を修業し、国家試験に合格する。 この2つのパターンになります。 消防への採用のしてもらい易さを考えた時には先に救命士の資格を持っている方がある程度は良いかもしれませんが、生涯年収を考えた時は2つ目のパターンで、先に消防に受かってからの方が良いです。 ただ救命士の資格を持っていなくても救急隊には成れますし、乗車もできます。(救急科の資格) 救命士と普通の救急隊の違いは救急活動において特定行為(気管挿管や静脈路確保等)が出来るか否かになります。 あと、救命士の資格は救急車に乗ることで初めて発揮されるものであり、一部の医療機関では救命士の資格で働くことは出来ますが、医療機関内では救命士程度の資格では大したアドバンテージにはなりません。
救命士は資格です。 実際に資格を活かして仕事をしたいなら、その職の試験なりを受けて就職しなければなりません。 救急車に乗りたいなら、消防に入らなければなりません。
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