解決済み
キャビンアテンダントについてです。将来キャビンアテンダントになりたいのですが、航空会社のアルバイトをしていると内定を貰いやすいとか有利になる事ってありますか?また、英語力など必要になることはわかるのですが、大学での学部は重要だったりしますか?
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航空関連会社で働いていた者です。 CAではありませんが、毎日CAさんと一緒に働いていました。 ご質問のお答えになっていないかもしれませんが、お伝えしたいことがあり、回答させていただきます。 CAに必要なのは、そばで見ていた私が思うのは「度胸」と「機転」だと思います。 CAの仕事というと、どうしても華やかなイメージを想像される方が多いのですが、実際は、毎日職場(=飛行機の中)は”戦場”です。 通常、飛行機に乗るときは出発時刻~到着時刻を考えますが、空港で働く者は時間軸が逆で、到着時刻~出発時刻で考えて動きます。 CAさんは、飛行機が空港に止まっている間が大変で、休憩時間はほとんどなく、到着便の片付けから出発便の準備をされます。 細かく説明すると大量の文章になりそうなので省きますが、機種(飛行機のサイズ)によって、空港での滞在時間が数十分しかないので、その作業を怒涛のようにこなさなければなりません。 その間、整備士さんの飛行機のチェック、機内清掃、ケータリングの積み下ろしも同時に行われていますので、飛行機の中は人でごった返します。 そんな状態で片付け&準備をしなければならない、かつCAさんが作業しないと、特にCAさんとのやり取りが必要なケータリング担当者さんなんかは仕事ができませんので、素早い対応が求められます。 私は一度、この怒涛の状況にびっくりして、泣き出した新人CAさんを見たことがあります。 大変なのは、上空でも同じです。 笑顔でニコニコ飲み物や食べ物を配っているだけならいいのですが、そんなわけにもいきません。 時には、飛行機酔いで吐いてしまう人、お酒を飲みすぎて吐いてしまう人、お漏らしをしてしまう人などがいます。 それらの対応をするのもCAさんです。 (汚物の片付け、においの処理(ごまかし)、汚れ状況について整備士と清掃担当者への引継ぎ、なども含まれます) 急病人が出たときに対応する、なんてお話は聞いたことがあると思います。 わがままをいう客やクレーマーなんかの対応もよく聞きますよね。 そんな風に、CAというお仕事は、華やかな部分ばかりだけでなく、大変なことが多いのだということを知っておいていただきたいです。 前置きが長くなってしまいましたが、空港でのアルバイトは、上記に述べたような状況を事前に知る上では、とても有効だと思います。 清掃のアルバイトなんかは特にです。 飛行機にどういったものが積まれていて、どういうときに使われているのか、飛行機(機種)の基本知識なんかも身につけられていいかもしれません。 (私は今のところ、清掃バイトからCAになった人には会ったことがありませんが、パイロットになった人は3人知り合いにいます) 学部については、あまり関係がないように思います。 航空専門学校出身の方が多いように思いますが、そういった専門学校は華やかな部分ばかり教えていて、前述のような実態を教えていないような気がします。 (なので、泣き出すような新人が生まれてしまうわけです) しいていうなら、理系よりかは文系のほうがいいのではないでしょうか? CAさんはマニュアル通りの仕事をしなければなりませんが、マニュアル通りにいかないことも多々ありますので、理系の方の、1+1は絶対に2、といった考え方ではなく、物事を多角的に柔軟に捉える力が必要だと思うので、文系の方のほうが向いているような気がします。 また、人に伝える力・聞く力も必要なことと、VIPなどの対応もしなければならないので社会のこと、経済界・政界のことなどもある程度知っておいたほうが役に立つ、なんてことも考えると、やっぱり文系だと思います。 経済学部、経営学部、社会学部、文学部あたりはいかがでしょうか? いずれにせよ、「度胸」と「機転」を身に着けておく、ということを意識してみてはいかがでしょうか? 大学での勉強以外で、アルバイトでもいいですしボランティアでもいいですし、多くの人に接し、多くの考え方に触れ、冷静に柔軟に対応できる力をつけておくと、必ず役に立ちますし、きっと面接でも自信をもってアピールできると思います。 長くなってしまい申し訳ありません。応援してます。頑張ってください!
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