すばらしい! こういう方がいらっしゃらないと今の聾学校にいずれ危機が来る(いや、今も危機だ)と思います。 1.教員の異動は県により事情が様々です。例えば、徳島県は聾学校教員の採用枠で教員採用試験を実施しており、この枠で合格すれば、定年まで希望すれば聾学校のみで勤務できます。このメリットのために徳島県に移住する方もいます。 2.県内にいくつかの聾学校がある場合、県内の聾学校を異動することで、定年まで聾教育を楽しむことができます。例えば北海道では、道内の聾学校同士での異動が多く、複数校の聾学校を渡りあるくことができます。 3.専門の資格を追加で取得するなど、専門性を高め、聾学校から異動させると聾学校にとって困る人材になるという手段もあります。例えば、言語聴覚士の資格や、今は資格試験が止まっていますが、自立活動(聴覚障害)担当教諭の資格を取得したり、聴力検査・補聴器調整などの仕事に専門的に係わると、異動すると聾学校が成り立たなくなるので、異動されなくなるということがあります。 4.近年は、教員採用試験の受験可能年齢が高くなっていますので、聾学校で勤務していて、旧 養護学校等への異動の打診があったら、辞表を持っていて、打診を断ることも可能です。聾学校の教員経験がある人材を求める県は多いので、その県を辞めて、他県で聾学校の教員を務めることも可能です。 ぜひともがんばって下さい!!
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「教員には異動がある」「特別支援学校の中で聴覚障害を主とする学校数は少ない」ということを踏まえれば、聾学校だけで40年以上勤め続けることは難しいでしょうね。私が勤務している自治体は、「正規採用されて3年で異動」ですし。かつては10年以上同じ学校で勤務している方もいましたが、今は長くても5・6年で異動になる方がほとんどです。 でも、「聴覚障害に興味があるから聾学校だけでしか勤務したくない」というのは、視野が狭いように思います。知的障害などほかの校種でも聴覚に障害がある、発語が不明瞭という子どもはいます。そういう子どもの指導には聴覚障害の知識や指導が役に立つと思うのですがねえ。 もしどうしても聴覚障害にこだわるのなら、特別支援学校教諭ではなく言語聴覚士の資格を取り、医療・福祉機関で働くというのも一つの手だと思います。 厳しいことを書きましたが、学校の異動では「出戻り」ということもあります。一度聾学校を出ても、数年後に戻ってくるということはあり得るでしょう。後はあなたの判断に任せます。
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