元採用担当のおぢさんです。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 >自己PRと長所は同じ内容だと一貫性が見えるので良い、という意見を聞いたことがあるので まず、いろんな意見がありますし、読み手によって評価は変わります。これが大前提です。ちなみに、どなたが仰ったんですかね。人事関係者の発言とは思えませんが。 さて、「長所」とは「すぐれているところ」や「美点」のことです。つまり、広義においては「あなたが平均よりもできること」の中から選べば良いということになります。あくまでも例えばですが「運動部だったので体力がある」とか「子どもの頃からPCに親しんでおり、友人知人からもよく相談される」とかのレベルでも結構ですが、基本的には実績があることを書くようになります。もちろん、その長所が企業側から見て好ましいことであるほうがより評価されると言えます。 つぎに「自己PR」とは何なのかです。読んで字のごとく、相手にPR(←本当はアピールが正しいのですが)できなければ、自慢話になってしまいます。例えば、私があなたに対して「軍歌を100曲以上歌詞を見ずに歌える」とドヤ顔で伝えたところで、べつに会ってみたいとは思わないでしょう。(←偶然にもあなたが軍歌マニアなら話は違ってきますが)しかし、「私は〇〇さん(あなたが好きな有名人)の叔父で、クリスマスにはうちのパーティに来ますよ」と伝えたら、私と親しくなってパーティに呼ばれたいと思いませんか。 前者は自慢話であり、後者は自己PRに成功しているわけです。つまり、「(相手から見て)価値や魅力がある私です」ということが伝わって初めて自己PRとなります。こちらも根拠となる過去実績はあったほうが良いのですが、未来への可能性を感じさせる方がより効果的と言えます。 このように、長所と自己PRはそもそも違うことを問われているわけで、全く同じ事が書かれていたら、私なら「他にネタがないのかな?」と感じます。もちろん、それも内容の重みや価値次第であって、それだけで十分に会ってみる意味があると思わせられるのであれば問題ありません。そこまでインパクトがあるものもなかなか書けないでしょうから、各々で違う内容をお書きなったほうが目にとまる可能性も少しは高まるのかなと考えます。
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