たとえばプロパンを完全燃焼させてみましょう。 炭化水素やアルコールなどが完全燃焼すると二酸化炭素CO₂と水H₂Oが発生します。 今プロパンC₃H₈が完全燃焼すると C₃H₈ + 5O₂ → 3CO₂ + 4H₂O になります。 まずC₃H₈に注目するとCが3つ、Hが8つあるので、CO₂は炭素の数を合わせるために3倍して3CO₂に、H₂Oは水素の数を合わせるために4倍して4H₂Oにします。 次に3CO₂と4H₂Oの酸素の数を数えます。それぞれ6つと4つあり、合計10つあります。 そして左辺のO₂に合わせるよう10を2で割ると5になるので、5O₂になります。 これで両辺の元素とそれぞれの数が一致しました。 同様にいろんあ炭化水素やアルコールを完全燃焼させてみましょう。
水の分子式 H2O (本当は2は下付きの小さい文字) は、Hが2個、Oが1個からなっています また2H2O (最初の2は普通の字で、3文字目の2は下付きの小文字) は、H2Oが2個あるがので、Hが4個、Oが2個あります 反応式では、左側(反応前)と右側(反応後)で原子の数が変わらないのですが、 燃やしたり酸化だ還元だとか、そういったレベルの化学反応では、そうそう簡単に原子は壊れません! なので、原子の数は左側と右側は同じになります 水素と酸素とを反応させたら水ができますが、 H2+O2→H2O と書いてあると 左が Hが2個、Oが2個 右が Hが2個、Oが1個 で、原子の数が変わってしまうので、誤りです 2H2+O2→2H2O 左が Hが4個(H2が2個)、Oが2個 右が Hが4個、Oが2個になるので、原子の数については誤りではありません なお、原子の数以外のことで誤りがあるかも知れません(この式では誤りはありませんが、たまたまです)
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