救急救命士の資格を専門や大学で取った後に、看護学校に入り直して看護師になる人が多いのはなぜですか。 私の知り合いの男性…

Question

救急救命士の資格を専門や大学で取った後に、看護学校に入り直して看護師になる人が多いのはなぜですか。

私の知り合いの男性も救急救命士の資格を専門学校で取り、病院で看護助手して看護学校に入りました。

Answer 1

救急救命士は本来消防士になってなんぼの資格です。そもそもの成り立ちがそうなので。
副次的にできた資格の穴をついて、病院に勤めるルートができましたが、そもそもできることが看護師より大幅に限定されていますから、職場でも看護補助のような立場になりがちです。そうなるとやはり、きちんと看護師になった方がいいに決まってますから、看護師を取り直すことになるのでしょう。
消防士になるかならないか、最初の段階で決まりますね。

Answer 2

看護師になるために必要で資格取得が確実なため。

Answer 3

今は法改正されましたが以前は救急救命士（以後救命士）は
救急車内や現場でしか医行為ができませんでした。
病院で不整脈となった患者さんを救命士が除細動をかけたら
それは違法として処罰される、ということが何度かありました。

また救命士の仕事の範囲も消防署が主でその他は
民間の救急搬送会社とかごく限られたところが多く、資格を取っても
消防士の試験に受からなければ救急車には乗れず、ということも
多かったと思います。一方看護師は救急車には乗りませんが働く場所が
病院、診療所、老健、特養、訪問看護ステーションなどと範囲が
広いです。就職先は選ばなければたくさんあると思います。

あと実を言うと看護師と救命士だと看護師の方が資格上できる
ことが多いです。例えば看護師は採血、つまり注射器を使って
医師の指示を受けて患者さんの体から血を抜くことは日常的に
やってますが、救命士はそれはできません。また救命士は定められた
手順に従って薬剤を患者さんに注射することはできますが、かなり
使う薬が限定されています。一方看護師は医師の指示があれば
よっぽど危険な薬を除いては注射できます。

そういった経緯もあり看護学校へ入り直して看護師になった
救命士の方がいるのだと思います。

ただ今は法改正され救命士が病院の外来に限っては
救急車内と同じ医行為ができるよう法改正され、病院の救急外来に
救命士をやとうところも増えてきています。今後はまた
状況が変わってくる可能性もあります。

Answer 4

救急救命士の資格を取ったところで、消防士（公務員）になれなければ、宝の持ち腐れの資格だからです。

ようするに看護学校に入り直す人は、採用試験で消防士になれなかった人達。