教えて!しごとの先生
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高圧受電設備の操作手順については1)~7)の下記の通りです。 1)MCCBを全て開放する。 2)VCBを開放する…

高圧受電設備の操作手順については1)~7)の下記の通りです。 1)MCCBを全て開放する。 2)VCBを開放する。 3) 地絡方向継電装置付高圧交流負荷開閉器 (DGR 付 PAS)を開放する。 4) DS を開放する。 5)DSの電源側及び負荷側を検電して無電圧を確認する。 6) 高圧電路に接地金具等を接続して残留電荷を放電させた後,誤通電,他の電路との混触又は他の電路からの誘導による感電の危険を防止するため,DSの電源側 に短絡接地器具を取り付けて接地する。 7)DS、開閉器等にはそれぞれ操作後速やかに,操作禁止,投入禁止,通電禁止等の通電を禁止する表示をする。 そこで高圧受電設備の停電作業実施時の操作手順に関して4点ほど質問です。 1.1)でMCCBをVCBより前に開放しなくてはならないのでしょうか。 2.6)では残留電荷を放電させなくてはならないのでしょうか。 3.同じく、6)で「DSの電源側 に短絡接地器具を取り付けて接地する」と書いてありますがDSの負荷側に短絡接地器具するのは駄目なのでしょうか。 そもそも短絡接地器具を取り付けて接地するのが疑問ですが。 4.VCBを開放した後にDSを開放するのは分かるのですが、 DSを開放する前にDGR付PASを開放するのはなぜでしょうか。 順序が逆だと何か混乱するのでしょうか。 ご教示いただければと思います。

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ID非公開さん

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    まず大きな誤りが2つあります。 2)VCBを開放する。 先にVCBを開放してしまうと、進相コンデンサその他の母線回路を別で放電させる必要が出てきます。 _>4) DS を開放する。 これは _>6) 高圧電路に接地金具等を接続して残留電荷を放電させた後, これの後です。 つまり、4を削除して、 6) 高圧電路に接地金具等を接続して残留電荷を放電させた後,DS を開放する。VCBを開放する。他の電路との混触又は他の電路からの誘導による感電の危険を防止するため,DSの電源側に短絡接地器具を取り付けて接地する。 です。 これも最初と同じ理由で、DSの1次、2次を分けて放電させると、2度放電も行う必要性があり、時間の無駄です。 最初のVCBの開放も加われば、これに母線放電が加わり、3度放電させなければなりません。 全くの時間の無駄です。 では本題に。 (1) 接触子の摩耗を抑制するには、負荷電流の低減が欠かせません。 MCCBを始めに開放するのは、高価な高圧機器の摩耗による劣化を抑制するためです。 (2) 絶縁体は、静電容量の根源です。 また、力率改善用のコンデンサや高圧ケーブルは静電容量が大きく、これそのものと言っても過言ではありません。 つまり、蓄電の元を電気設備は持っており、電荷の蓄積を開放してやる必要があるのです。 (3) 誤操作による充電で、感電火災を抑制させる目的です。 ただこの考え方であれば、DSの一次側に短絡接地を行うのも、本来は誤りです。 誤送電されてしまうと、この短絡接地の場所で短絡および地絡が発生するので、過熱により爆風が発生し、作業で目の前に居れば全身大火傷を負います。 つまり作業場に近い場所では無く、一番の電源側(引込開閉器の2次側)の離れた場所が最適です。 ただ、昇柱ができない人ばかりですし、できたとしてもこのために昇柱するのは大変なので、地上で一番電源側に近い場所であるDSの1次側で短絡接地を行うのです。 それは、短絡接地の処置を労働安全衛生法が定めているためで、省略する事ができないからです。 そのため、常にこれは安全のためにしているのではない、という事だけは心に留めておく必要があります。 (4) DSは負荷電流を開放できません。 これを開放させると、短絡接地の誤送電と同じく負荷電流のアークにより全身大火傷です。 つまり、停電時に操作を行うのが鉄則です。

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  • KYミーティング(作業指揮者、作業監視者、作業者を決めて作業手順の確認、復唱復命の徹底等) 1) 3)テストボタンでの動作確認開放 受電柱に作業中、送電禁止の表示の取付 5) DS部で放電 DS1次側で短絡接地取付、短絡接地取付の表示 4) 2) 7) と思います。 質問に関しては他の回答者様の仰る通りと思います。

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  • 1.『1)でMCCBをVCBより前に開放しなくてはならないのでしょうか。』 これが正式手順ですが、VCBを先に開放しても構いません。 ただし、MCCBを投入したままだと、動力の始動電流が流れます。 この点を留意してください。MCCBは電灯投入→動力投入 2.4)と5)は順番が逆だと思います。「DS」の生切りによるアークを常に意識することが重要です。 3.「残留電荷」の放電はコンデンサーによるものと、高圧ケーブルもあります。DSを開放する前にした方がいいと思います。 4.「DSの電源側 に短絡接地器具を取り付けて接地する」これは基本中の基本です。離れた場所でPASを操作しますが、誤投入した場合、電源が生きてしまうので、必ず接地します。また、逆に取り外し忘れで短絡波及事故もお起きています。 5.「DSを開放する前にDGR付PASを開放」については、DSは有電圧無負荷でも開放できますが、PASを開放しておけばより安全ということと、PASを開放しないと、高圧充電部が残り、高圧近接作業になります。 KYは必ず実施して『指揮命令系統』を明確にしてください。 また、「短絡接地器具」を設置して初めて高圧近接作業から、停電作業に移行できます。その時点を必ず作業指示責任者が周知することが必用です。 また、最近の絶縁測定器は放電機能付きがあります。直流はコンデンサー残留していますので、必ず停電しても放電させてください。

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