質問者様がどの種類の図書館で働きたいかにもよりますが、まず図書館での雇用形態の種類を説明します。(本題から少々ずれます) 図書館の雇用は以下のようになります。 ①正規の公務員としての図書館司書(国立・県立・市町村立) ②非正規の公務員(会計年度任用職員)の図書館司書 ③正規の大学図書館の司書 ④非正規の大学図書館の司書 ⑤正規の民間雇用の司書 ⑥非正規の民間雇用の司書 次から以上6点の解説をします。 ①は、毎年行われる公務員試験を突破しなければなりません。6点の中で一番生活する上で安泰ですが、かなりの狭き門。大抵1人募集に何十人と応募、下手したら倍率は100倍越え。 ②は、頻繁に募集がでるので比較的なりやすく、準公務員。ただし、①より給料は当然低く、1人暮らしは困難。 ③は場合によっては①と同等の安泰があります(国立大学の正規雇用の場合に限る)。国立大学は、毎年地方地区ごとに年1回採用試験があります。私立大学や県立大学などは、たまにHP上などで募集があります。 ④に関しては、大学によりますが、②と同等もしくは以下の待遇と考えられます。 ⑤⑥に関しては、指定管理者を請け負っている民間をイメージしていいます。 ⑤は、管理職等場合によっては良い待遇がありますが、民間によるところなので、はっきりとは分かりません。知っているところでは、異動で九州から北海道に行く場合などもあります。 ⑥は②④と同等もしくはそれ以下の待遇です。もちろん企業によってピンキリですが、ここから脱却したくて①や③を目指す人が多いです。 ここから本題に戻ります。 質問者様が以上の6点のどちらに勤めたいか分かりませんが、いずれも一度の募集人数は少ないです。 また、いずれも経験無しで雇ってくれることが多いです。 書類選考が通らなかったのは、他の魅力的な候補者がいたからでしょうか。 あと、新卒で図書館を目指すなら、①か③をおすすめします。生活していけますから。 新卒カードを非正規での職で消費するのはもったいないです。 ③は時期的に無理ですが、①の募集は、6月試験と9月試験があります。まれに12月や1月試験もあり、採用情報を常に意識して見て、今から試験対策をしてみてはいかがですか? 長々と失礼しました。
なるほど:1
質問者さんのご希望は、正規職の公立図書館の司書でしょうか。とすると、他の回答者さんご指摘のように、正規職の公立図書館、特に市立図書館の募集は、ほとんどありません。あるのは、非正規の司書の募集がほとんどです。なぜか?それは、市立図書館と言いながら、多くが市から管理委託を受けた民間会社が運営する図書館で、スタッフの司書を非正規で募集・採用しているからです。 正規職の司書を目指す人達は、条件の悪い非正規職の司書を続けながら、正規職の司書の募集を待つのが現状です。当然のことながら、非正規職の司書を続ける人達は、司書の実務経験が豊富で、実務経験未経験の新卒の人達は最初の段階から不利ですね。 司書の正規採用の可能性があるのは、県職、国立国会図書館、それと出身大学の大学図書館の司書募集でしょうか。県職については、募集要項おしらべください。国立国会図書館は、司書資格は不要ですが、上級国家公務員試験の難関です。出身大学の司書募集は、ポストが空かないと募集がないのが難点です。 公立図書館の正規職の司書への道、それは非正規の司書をし経験を積みながら待つ厳しい道ですね。 司書資格を利用できる図書館とは別の職種を探すのが、現実的かもしれません。
図書館司書の正規雇用は少ないです https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC214GM0R20C23A8000000/ 「図書館職員らでつくる日本図書館協会(東京・中央)は5月、職員の処遇改善や労働条件確保のための条例制定を求め、都道府県知事や市区長らに異例の要望書を送った。公立図書館では職員の非正規率が75%を超え、低賃金や不安定な雇用が固定化しつつある。専門家からは図書館職員を志望する人が減り、図書館の存続にも影響が出ると懸念する声も挙がり始めた。」
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