2017:三菱>三井=伊藤忠>住友>丸紅>>>>>>>双日>豊通 2023:三菱商事≒伊藤忠>三井>丸紅>住友>豊通>>>>>>>>双日 こんな感じでしょう。連結純利益、時価総額、年収水準で並べました。 資源の大きな権益と、それ以外の生活産業アセットをバランスよく持っている三菱が強いのは不変ですが、やはり特筆すべきは伊藤忠の躍進です。 伊藤忠は2017年にはまだ物産と並んだ程度でしたが、コロナ禍以降は資源市況変動に対する打たれ強さが浮き彫りになりました。 22年度、23年度の純利益だけ見ていると物産の方が上に見えますが、まだまだ資源価格が高いのでそれは当たり前。ただ24年度以降は逆転すると思います。 会社自身がそれをよく分かっているので、業績は物産>伊藤忠ですが、年収水準はその逆です。物産は24年度以降は業績が下がると分かっているので、あまりボーナスを上げられなかったわけです。 次に特筆すべきは、住友と大きな差があった丸紅が逆転したことです。 どちらも上位3社と比べると一段下がる業績レベルですが、丸紅は特に食料、農業、畜産関連の資産という特徴的な強みがありました。 21年度以降の資源好況でしっかり稼ぎつつ、それらの強みに投資を増やした結果、既に時価総額で住友商事に大差をつけています。 資源と違ってこちらは成長性、安定性ともに高いので、これからじわじわ伸びていく会社だと思います。 番外かもしれませんが、豊通と双日では圧倒的に豊通が上になりました。この2社は資源の大きなアセットをベースにしていない点が5大商社と大きく違いますが、豊通はアフリカ展開とEV関連ビジネスが伸びたおかげで双日に差をつけることができました。
2017年:三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、住友商事、丸紅 2023年:三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅、住友商事 個人的なイメージです。
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