ただいま専業校正さんというのはたいへんたいへん求人数が減っております。残念ながら確実に就労できる保証はないです。 日本の出版業界は長い出版不況に苦しんでいます。本は売れないのに印刷費は上がる一方です。だから「じゃあどこを節約してやりくりしようか」ってなったら、「校正」ってことになってしまうんですね。編集者が校正を兼務することでコストカットしたり、ある程度まではコンピュータの校正ツールに担当させたりすることでコストカットしたりしています。だから「正社員で専業の校正スタッフ」ってメチャ減っています。(本当は削りたくないですよ!本当は校正とっても大事って分かってますよ!でも仕方がないんだ!お金ないんだもん!そうそう校正専門の人を正社員採用できない!) そういうわけで、質問者さんはもう少し大枠で将来の進路を考えたほうがいいと思います。部活でイメージするとこうです「演劇部に入ってハムレット役だけやりたいです」と希望を出すんじゃなく、「演劇の世界に貢献したいです。どんな役柄でも精一杯頑張ります」と希望を出すとか。「野球部に入って審判を専門でやりたいです」と希望を出すんじゃなく、「野球部に入って基礎練習からみっちり始めていきたいです。そのうえでコーチに適性を見てもらってポジションを決めたいです」とか。 質問者さんが大ワクで出版業界に貢献していきたい人であるなら、できるだけ難関大学に挑んでください。難関大学で学力を磨いて大手出版社の採用試験(超高倍率)に備えてください。大手出版社はまだなんとか校正さんを正社員で雇う余裕があり、「校正部署」というものがあります。出版社に採用されて適性を認められたら校正部署に配属されるかもしれませんよ。もし配属されなかったとしても、出版社ってのは上に書いたような理由でしばしば編集者が校正を兼務します。校正のお仕事もできる可能性が高くなりますよ。ご参考になれば。
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校正士という資格がなくても、校正の仕事はできます。校正の仕事をする人のことを「校正士」というわけではなく、とある通信教育を受けたあとに希望者が試験を受けて、合格すると校正士という資格?が出るだけです。 専門学校に通わなくても、校正の仕事はできます。ただし、大学(最低でも難関校、できれば超難関校、その中でも国立がいいかな)を卒業して、出版関係に就職して、編集とかの仕事に就いたほうがいいです。校正といっても、ある程度は編集の知識も必要ですし、日本語能力も必要です。 (先日、とある専門書で、「蜜」としなければいけないところを「密」になっている誤字を発見しました。20年も誤字のまま発行し続けた専門書……ぉぃぉぃ!)
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