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神主という仕事に興味がありいくつか質問があります。 一つ目、なり方 二つ目、年収(神社のみでやっていけるかまた掛け持ちか?) 鹿児島在住です。
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神社の者です。 1つ目、なり方。大きく分けて2つのルートがあります。 ①皇学館大学or國學院大學へ行って学び、資格をとる。4年通うか、現時点で大卒ならば専攻科で1年学ぶ。 ②講習会に参加する。 これは資格を取得後に奉職する神社が既に決まっていることが条件で、そこの宮司や神社の所属する部会長、所属する都道府県の神社庁長などの推薦をもらう必要がある。 対面講習と通信講習がある。 ハードルは①のほうが間違いなく低いです。 ②のケースはほとんどが神主の娘、息子、妻です。加えて、後継者不在の神社から氏子、崇敬者に白羽の矢が立ち講習を受けにくるわずかな一般人。 2つ目、年収。 大きな神社に奉職する場合(働き方はサラリーマンと同じ)、普通のサラリーマンよりやや少ない。結婚するなら共働き。繁忙期は労働基準法なんてない。 人を雇える程度の小さい神社なら(働き方はサラリーマンと同じ)最低賃金レベル。基本的に労働基準法なんてない。低賃金長時間労働。 さらに小さい神社で自ら宮司になる場合(働き方は自営業)は年収10万円とか、そんなもの。 社頭収入(ご祈祷や授与品の初穂料)を宮司の給料としてくれる総代たちならまだマシだけど、総代会が丸々社頭収入を持ってくところもある。 つまり年収は奉職先によってピンキリです。 労働基準法に関してもそもそも内容を知らない宮司が多い。そして、いくら遵守しようとしても不可能なケースもある。小さい神社より大きい神社のほうが神職数がいるおかげでなんとかなっているかも。 うちは家族のみの神社なので365日休みなし、給料なし。宮司である夫の給料のみ。手取りは30もない。 また職場の人間関係に問題がない神社はほぼ存在しない。そんな職場に出会えるのは奇跡。一般企業のほうがまとも。 神社の家系出身の神主は基本的に井の中の蛙。神社で育ち、神道科の大学を出て神社に奉職するのだから神社しか知らない。特に60代より上は昭和のままアップデートされてない人がほとんど。あと、変わった人が多い印象です。 神職不足が深刻であることは重々承知ですが、ぶっちゃけ神主になるのはオススメはしません。参拝者側でいるほうが精神衛生上よろしいかと。
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