アメリカの大手企業のIT部門に勤務しており、採用にも関わっている者です。 アメリカには新卒カードはないです。大半の大学生は卒業に必要な単位を取得し終えた学期末に卒業するので、企業の新卒の一括採用というシステムがありません。 さらに言えば新卒はカードどころか不利なくらいです。アメリカの企業はカスタマーサービスなどのように高卒でもできるような仕事以外は、職場で欠員が出たり増員が必要になる都度、その職種の求人をします。欠員や増員の穴埋めですから採用した人材が即戦力になることを期待しています。そのため、その職種での職務経験がない新卒は履歴書の書類選考で落ちます。特に人気企業だと、経験豊富で優秀な応募者からよりどりみどりなので、せいぜいインターンの経験しかない新卒には勝ち目はありません。(インターンの場合はインターン先から声が掛かれば大手に採用されることもある) では新卒はどうするかというと… インターン(日本と違って夏や積みまるまる2〜3ヶ月間)先で実務をやって使える人材だと認められたら、そこから声がかかったり、あとは経験豊富な人材が集まらない中小企業や派遣などに就職して、そこで職務経験を積んで条件のいい所へ転職するという形でステップアップしていきます。 今までわたしが採用した人材の中で、新卒は二人。一人は、学生時代から派遣社員としてプログラミングの仕事を週30時間こなしながら大学のコンピュータサイエンス関連の科目の好成績をキープ。もう一人は大学3年を終えた夏に来たインターン生で、最小限の指示で未経験の言語を自分で習得してレポート作成アプリを作り上げ、ユーザーマニュアルまで用意した強者。大学が遠方だったので、週20時間勤務の正社員として卒業するまで完全テレワーク可(コロナ禍前)という条件でオファーを出しました。
なるほど:1
アメリカって個人の中身見るそうですよ 以前日本の受験とか就職の話になった時向こうじゃ受験も何がしたいか何ができるのかで語るらしいです うちの会社はいる時もアメリカじゃ結構いい大学だったらしいんですが 「凄いねぇ、で?そこで何してた?」 とゆう話に繋がるそうです 日本だと学歴フィルターとか○○大学なら優秀なはずだみたいなかんじがおおいですが向こうじゃ優秀なんだろうけど実際何してきたのか、その事がその会社の仕事や経験に繋がるのかみたいな感じであんまり新卒だから、有名大学だからと言ったブーストは掛からないらしいです
アメリカには新卒一括採用なんてものは無く、空いたポジションに対して新卒・中途関係無くレジュメを送って申し込みます。 それなりの企業ならばATSと言ってアプリがレジュメを機械的に読み込んで、ポジションに求められているスキルとのマッチング率を出して、人事はその内の上位数人しか相手にしません。 なので何のスキルも職歴も無い新卒は真っ先に機械に弾かれて、面接に辿りつける事はありません。 このため、アメリカ人は大学生時代に無給に近いインターンをひたすらこなして職歴とコネを作り上げて行きます。 最初の3年間は奴隷の3年間と呼ばれる所以ですね。
なるほど:2
< 質問に関する求人 >
新卒(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る