かけもちアルバイトについて。 扶養無しの予想年収でＡ社60万、Ｂ社（今年1月に入社）50万でＡ社で昨年給与所得者の扶養…

Question

かけもちアルバイトについて。
扶養無しの予想年収でＡ社60万、Ｂ社（今年1月に入社）50万でＡ社で昨年給与所得者の扶養控除等（異動）申告書を提出したので所得税はありませんが、Ｂ社では所得税がひかれています。この場合には103万を超えるので来年に確定申告をする必要があると思うのですが、所得税はこの場合、年末調整してもらってるＡ社からも源泉徴収票を出してもらい、ＡＢ合計予想年収-１０３万の金額で計算される事になり、Ｂ社６０万の所得より低くなるので還元される事になるのですか？

Answer 1

この場合は『２ヵ所以上給与所得』の申告ですね。
いわゆる、掛け持ち勤務や年内途中で転職した方の申告です。

まず、おっしゃる通りにＡＢ両方の源泉徴収票が必要です。
その場合のＡ社で年末調整済であっても、あくまでも途中経過でしかありませんので、
必ず２社の源泉徴収票を持っての確定申告が必要になります。

確定申告では、２社の年収を合算して改めて計算をしますので、
（合計年収１１０万－非課税合計１０３万＝課税相当額７万）になり、

毎年変更される減税分を算入しない単純計算では、
（Ｂ社天引き所得税総額）－（課税相当額７万に対する所得税７千）＝還付されます

ただし、これはあくまで単純計算ですので、その他に下記控除額があれば全額還付もありえます。
・１月から１２月までに支払った国民年金保険料（又は厚生年金）合計
・１月から１２月までに支払った国民健康保険料（又は社会保険）合計
・１月から１２月までに支払った生命保険料
・１月から１２月までに支払った年金保険料

以上、これらは国税局のHP中の「確定申告書等作成コーナー」で画面入力可能です。
２ヵ所給与は「申告書Ａ」の作成になり、保存しなくても何度でもトライ可能ですので試してみてください♪