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麻酔医の方もしくは詳しい方に質問です。 知人の息子(小学生)が医師を目指し 麻酔医になりたいそうなのですが、

麻酔医の方もしくは詳しい方に質問です。 知人の息子(小学生)が医師を目指し 麻酔医になりたいそうなのですが、 麻酔医というのは手術に必要な専門医で、働く形態としてはずっと勤務医という形になるのでしょうか?

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    麻酔科医です。 麻酔科医になりたい、という気持ち、とても嬉しく思います。 イチ勤務医としてお答えしますね。 麻酔科医というのは、ご存知のとおり、手術するときに患者さんに麻酔をかけるのを主な仕事としています。 今のシステムでは、医学部を卒業して2年間の研修医を終えた時に麻酔科を選択すれば麻酔科医になります。その時点で麻酔科医として働くことはできますが、病院やクリニックなどの看板に「麻酔科」と標榜できるためには「麻酔標榜医」という厚生労働省の資格を取る必要があります。これは2年間麻酔科専門で働くと資格が取れます。 ちなみに、将来麻酔科を専門としなくても(たとえば外科医などでも)麻酔科である一定の研修を積めば、「麻酔標榜医」の資格を取ることができます。外科が専門で一人で開業しているのに「外科 麻酔科」と掲げているのはこういう医者です。 将来麻酔科医になるには、その後数年経ってから「麻酔専門医」「麻酔指導医」などの資格を取っていくことになります。 働く形態としては、勤務医が大半です。 麻酔科医の仕事は多岐にわたり、最近では活躍の場が増えてきました。 手術室で麻酔をかけるのが主な仕事ですが、病院によっては集中治療室で重症患者の治療にあたったり救命センターで患者さんの蘇生にあたったりするところもあります。 また、緩和医療やペインクリニックをすることもできます。 ここまではほぼ病院の勤務医ですが、ペインクリニックだと街中で開業することも可能です。 それから、最近増えてきている形態としては、フリーの麻酔科医という選択もあります。 病院勤務の麻酔科医は相当激務ですので、どこの病院にも属しないで、月曜日は○○病院、火曜日は△△病院、水曜日は××病院・・・など、あちこちの病院と個人で契約を結んで日替わりでいろんな病院で麻酔をかける麻酔科医です。 メリットとしては自分で好きなように勤務時間や休日を設定できること、勤務医よりも給料がいいことなどがあげられますが、デメリットとしては、いわゆるアルバイトの身分なので保障が少ない、ということでしょうか。 麻酔科医は今全然足りない状況です。 勤務医だと、病院で手術している限りは麻酔科医が必要ですから、朝から夜まで仕事はビッチリです。手術が長引けば当然真夜中や次の日の朝まで働きますし、夜間休日に緊急手術があれば呼び出されます。 手術がどんどん増えている現状では、麻酔科医の仕事量も増えるわけです。 給与面に関しては、勤務医は他の科の医者に比べて特別に高いというわけではありません。フリーの麻酔科医にでもなれば年収数千万もいくそうですが、勤務医は全然です。強いて言えば、夜中に働いたりすることが多々あるので、そういう時の時間外手当が少しだけ多いという感じでしょうか。 とても地味な存在の麻酔科医ですが、私自身はこの仕事が好きで毎日働いています。 麻酔科医の存在さえ知らない人が多い中で、小学生がこの仕事に興味を持ってくれたことをとても嬉しく思います。 ぜひがんばって、将来の麻酔科医になって欲しいと思います。

    1人が参考になると回答しました

  • 以前住んでいた所の近くに、「ペインクリニック」という、 名前で開業している麻酔科のお医者さんがいました。 要するに「ペイン=痛み」専門のお医者さんということですね。 上記の医師とは別に、私の友人の一人に麻酔科の医師がいます。 彼から聞いた話によると、麻酔科医は、医師免許を持っていれば 誰でもなれる訳ではなく、医師として実務経験を経た上で、 麻酔科専門の資格試験を通らなければならない難関です。 一方、勤務医でも普通の医師より高い報酬が得られるそうです。 どこかの病院に勤務するのではなく、「フリーの医師」として、 あちこちの病院を掛け持ちする人も多いようです。 現在我が国では、麻酔科医は不足しているそうなので、 知人の息子さんの狙いは賢い選択かもしれません。

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