農協は、農業の改良発達を図ることを目的として、農業技術指導等を行い、会員の賦課金と政府からの補助金によって運営される半官半民組織でした。現在もJAは農業者を中心に、農業生産資材の販売や各種共済(保険)などのサービスを幅広く提供しています。 一方で、信用金庫は地域に根ざした金融機関であり、地域の中小企業や個人向けに融資を行っています。 つまり、JAにも金融部門があることが共通点というくらいで、そもそも農業振興と称して大きくなり続けた外郭団体と、中小零細企業相互扶助のための金融機関は全くの別物ですね。 金融商品として信金にしかないものは思いつきません。地域との繋がりという部分では、地域の特産品や観光資源を活用した商品開発や販促支援や、福祉や教育、文化、スポーツなどの活動に対する協力や寄付を信金さんはよくやっておられるイメージがあります。
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