教えて!しごとの先生
教えて!しごとの先生
  • 解決済み

日本社会で昔からある「和を重んじる」という風潮は実質的に「同調圧力」だと思いますが、どう思いますか?

日本社会で昔からある「和を重んじる」という風潮は実質的に「同調圧力」だと思いますが、どう思いますか?欧米社会のように個人の個性や考えが最大限に尊重される社会とは正反対で、個人の考えや意思を表明することよりも、組織としての決定やチームとしての一体感を重視している気がします。 それが美談として「和を重んじる」という表現としてあると思います。 しかしこれは、「同調圧力」でもあります。 「同調圧力」は、その人の希望や意志も強制的に変えてしまったり受け入れざる得ないリスクがあるのではないでしょうか? 具体的な事例を挙げて説明します。ドラえもんの声優さんのエピソードです。 ドラえもんの元声優の大山のぶ代さんが以前にドラえもんの声優交代の経緯をラジオで仰ってました。 声優交代に至った経緯として、過去にメンバーの何人かが病気や怪我をしたことがあってもドラえもん(大山のぶ代さん)としずかちゃん(野村道子さん)だけが病気も怪我もしなかったそうです。しかし、声優交代の数年前にしずかちゃん(野村さん)ちゃんがぎっくり腰になり、ドラえもん(大山さん)が直腸がんで手術による長期入院ということが起きてしまい、まずドラえもん(大山さん)が「もう歳だから私だけ先に(ドラえもんを)辞める。」と決めたそうです。 しかし、テレビ朝日など製作会社は、大山さんの降板申し入れに対して慰留をして、大山さんもドラえもん役を続投することに対して1度は納得されたようです。 しかし、ドラえもんのアニメ化25周年を迎えた頃に、週刊誌でドラえもんの声優陣の平均年齢が約70歳と書かれたことがきっかけで、声優同士で「もうそんな年なんだね。誰が病気をしたり何かあってから、1人1人で交代していくみたいな流れは嫌だよね。それならもう綺麗に全員で役を降りて若手に譲りたいよね。」と話し合って、みんなで辞めることにしたようです。(当時の声優陣の平均年齢は69歳でした。) しかし、実際のところは当時、ジャイアン(たてかべ和也さん)は「まだジャイアン役を続けたい」と仰っていたそうです。しかし、ドラえもん(大山さん)が「私たちは辞めると決めたけど、交代した新しい若い人の中で1人残ってジャイアンを続けるの?」言ったそうです。 また、のび太くん(小原乃梨子さん)やしずかちゃん(野村さん)もドラえもん(大山さん)と一緒に、同じタイミングで降板するようにジャイアン(たてかべさん)を説得したそうです。 すると、ジャイアン(たてかべさん)は「それもそうだな。」と納得して一斉に役を降板することが決まったそうです。 また、声優交代から10年以上経過してからスネ夫くん(肝付兼太さん)は「役を離れることが決まって、寂しい気持ちがしばらく続きました。(声優交代後のドラえもんの放送を)交代した直後は、今のドラえもんを見るのも正直嫌なくらいスネ夫役を降りた時はかなり寂しかったですね。」と心境を明かされていました。 このエピソードは、ドラえもんの声優陣・スタッフ陣の間で「和を重んじた」という表現もできますが、「同調圧力」としても捉えることもできると思います。 ドラえもんを人気アニメにするために当時、既に経験豊富な声優が起用されたこともあって、ドラえもんのアニメスタート当時、既に声のキャスト(レギュラー声優陣)の平均年齢が40代とベテラン声優で構成されたそうです。 そのため、ドラえもんが放送25年目になった頃には、声のキャスト(レギュラー声優陣)の平均年齢も60代後半になっていたそうです。 日本社会の「和を重んじる」という風潮は実質的に「同調圧力」だと思いますが、どう思いますか? また、「和を重んじる」という風潮はプラスとマイナスのどちらだと思いますか?

補足

また、ドラえもんの声優交代前の最後の収録の様子を、ワイドショー番組で密着していましたが、のび太くん(小原さん)は最後の収録が終わった直後、号泣する姿が放送されていました。 それに、のび太くん(小原さん)はのび太の最後のセリフの部分では、完全に涙声になっていました。 のび太くん(小原さん)も、まだドラえもんの「のび太役」を続けたい気持ちがあったからこその、涙だと感じました。 大山のぶ代さんがラジオで仰っていたドラえもんの世代交代と似たようなエピソード(何か異議があっても周りの声に応じざる得なくなること)は一般の会社や学校でもよくあることだと思います。 日本社会で昔からある「和を重んじる」という風潮(言葉)は実質的に「同調圧力」と同義語(同じ意味合い)だと思いますが、どう思いますか? 声優交代当時(2005年)のドラえもんキャストの年齢 ドラえもん:大山のぶ代さん  71歳 のび太くん:小原乃梨子さん  69歳 しずかちゃん:野村道子さん  66歳 ジャイアン:たてかべ和也さん  70歳 スネ夫くん:肝付兼太さん  69歳

続きを読む

188閲覧

1人がこの質問に共感しました

回答(7件)

  • ベストアンサー

    それは同調圧力ではなくて同調でしょ。 ドラえもんは声優陣のみなさんて作ってきたものだろうし、 変にその形を崩すよりも新しい世代に託すことを選択したんだと思います。 引き際としてすごくきれいでいい話だと思いますけど。

    なるほど:4

  • その集団の一員としての帰属感の重さと、自分の想いとの差が、 釣り合うか合わないかだけの事と思います。 天変地異が多い日本では、個人単体では生きて行けないという自身の生命に関わる危機感が躾や教育においても刷り込まれ、集団危機管理において重要部分と思います。 和を重んじるのでは無く生存のための本能的な備えですが、部分的な切り崩しには個々が弱い。圧力と感じるのは瞬間・部分的であって社会全体から俯瞰すれば個人内に収まると腑に落ちやすい(簡単に諦める)「人種」なのです。 欧米人に限らず、絶対唯一神との帰依が完結している個人(平たく言えば、聖典で唯一神と契約済みの信徒)は個々が神に認められた存在であり、その想い願いを集団のために曲げる必要など「さらさら無く」人間の集団は全く無関係なので彼らは全く圧力など感じていない。企業を渡り歩くのもそういう素地。 「圧力」と感じるのは集団側の問題では無く、危難時に生き抜くためには集団に属さないと困難な国に暮らす個人側の問題で、日本人はどうしても後ろめたさを感じてしまうのです。

    続きを読む
  • 個人の事情ばかりでなく全体の調和を考えたら一斉撤退は当然の帰結です。

< 質問に関する求人 >

声優(東京都)

この条件の求人をもっと見る

< 質問に関する求人 >

テレビ朝日(東京都)

求人の検索結果を見る

もっと見る

この質問と関連する質問

    職場・人間関係に関する質問をキーワードで探す

    この質問と関連する企業

    募集中の求人

    求人の検索結果を見る

    この企業に関連する質問

    「#スタッフが多い」に関連する企業

    ※ 企業のタグは投稿されたクチコミを元に付与されています。

    < いつもと違うしごとも見てみませんか? >

    覆面調査に関する求人(東京都)

    この条件の求人をもっと見る

    Q&A閲覧数ランキング

    カテゴリ: 職場の悩み

    転職エージェント求人数ランキング

    • 1

      続きを見る

    • 2

      続きを見る

    • 3

      続きを見る

    あわせて読みたい
    スタンバイプラスロゴ

    他の質問を探す

    答えが見つからない場合は、質問してみよう!

    Yahoo!知恵袋で質問をする

    ※Yahoo! JAPAN IDが必要です

    スタンバイ アプリでカンタン あなたにあった仕事見つかる