少子化の影響で受験者数が減少して優秀な人材が集まらなくなったからです。 一方で、尖閣諸島周辺海域などの警備強化で交代要員や巡視船艇の増備で、海上保安官の定員の増員が続いて要員が不足しています。 海上保安大学校学生採用試験が2022年度から物理と化学の受験科目を削減したのも、受験者層を拡げるためですし、海上保安学校学生採用試験の受験資格を、高卒後6年を経過しない者と高卒新卒~四大新卒組から民間からの転職組も幅広く取り込めるよう高卒後12年を経過しない者と制限年齢を引き上げました。 海上保安学校航海コースでは、大型船の航海術=五級海技士の筆記試験免除(四級海技士の筆記試験受験も)、一級小型船舶操縦士、第一級海上特殊無線技士の免許を取得し、航海や司法警察活動に必須の英語・英会話、法律学などを身に付けなければならず、一定レヴェル以上の学力がないと卒業もままなりません!
優秀な人材確保のためです。 海上保安庁は巡視船増強に伴い海上保安学校・船舶運航システム課程の学生を大量採用するようになりました。当然に応募者の学力(能力)レベルが低い者でも採用されるようになりました。能力下位の者も採用した結果、頭数を揃えるだけの戦力にはならない海上保安官が出現し現場では困った状況となり優秀な人材確保のため応募条件を緩和し応募者を増やすことを狙ったのです。従来の18〜24才ぐらいな年齢に縛られて「バカ」を採用するくらいなら、年齢範囲を18〜30才くらいまで広げてそれほど若くなくても「優秀」な者を採用したいという方針です。 大量採用・能力低下に連動して、海上保安学校卒から幹部登用できる人材も不足 するようになり、これを解決する方策として大卒対象の海上保安官(幹部要員)の採用も始まりました。
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