定年するまでずっと自衛官として勤務するつもりなら、一般曹候補生が良いです。逆に、定年まで働く気はない(いつか転職したい)と思っているなら、自衛官候補生が良いです。 給料については、総合的に見ればどちらも大差ありません。毎月の給料は一般曹候補生の方が少し高いです。自衛官候補生の場合は一度に巨額が振り込まれます。例えば、任期初めに貰える任用一時金、任期終了後に貰える任期満了金などです。その代わり、一般曹候補生にはボーナスがあります。ですので長期的なスパンで考えると、貰える給料はどちらもあまり変わりません。 『今後ずっと続けるかもわからない』状態なら、自衛官候補生をオススメします。航空自衛隊の場合は2年9ヶ月が1任期です。任期が終わる頃に、自衛官を続けるか退職するか決めることができます。退職するのであれば任期満了金を受け取ることができます。金額はだいたい90万円〜100万円弱です。3年程度しか勤務していないのにこんなに巨額を貰える職業はなかなかありません。 もし心変わりして、定年まで自衛官として勤務したくなったら、昇任試験を受験して3曹になることもできます。 しかし、一般曹候補生で入隊した場合、もし途中で退職しても退職金は貰えますが微々たる額です。任期満了金と比較すればガックリします。同じ年数しか働いていないのにその差は大きいです。その代わり、昇任のスピードは一般曹候補生入隊者のほうが早いです。 自衛官候補生で入隊するデメリットは、20代〜30代前半で必ず退職の日が来ることです。永遠に任期を更新することはできません。早い人は20代、遅い人でも30代前半には退職か3曹昇任か選ばないといけません。退職を選べば、就職活動をしなければいけません。自衛隊も就職援護をしてくれますが、また企業の採用試験、面接などを受けないといけません。転職に成功しても、新卒で入社してくる18歳(高卒)、23歳(大卒)の若者たちと同じランクになります。3曹昇任を選択しても、自衛隊の中では出世が遅い部類になってしまいます。
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