解決済み
現在大学1年生文系(経営学部)女子です。 大学の課題で将来のキャリアプランについて書かないといけないレポートがあるのですが、将来の夢ややりたいことがありません。そんなにかしこい大学でもないし、私自身に他の人と差をつけられるような魅力もないので大企業には入れないと思います。 それなりの企業に就職してそれなりに働いてそれなりのお給料が欲しい、ってのが本音です。 就職してどんな仕事がしたいのか、と考えたら「事務職」くらいしか思いつきませんでした。 絶対に就きたくないのは営業と現場の仕事です。 強いて言うなら簿記やExcel、Wordなどを使うのが好きで、大学卒業までに日商簿記2級は絶対に取りたいと思っています。 今後の就職活動の際に参考にするといわれているので適当すぎること(あまりにも興味のないこと)は書けません。 本当に怠惰で向上心のない人間なのですが、こんな私におすすめの職業や職種を教えていただきたいです。
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元採用担当のおぢさんです。正直な方ですね。ただ、活字で手短に回答しますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 まぁ、漠然と「事務」とか「そこそこのお金もほしい」というのは、多くの若者が持っている幻想イメージですから、それ自体は問題ありません。ただ、どこまでいってもそれを実現させるか、想定よりも辛いor厳しい人生をおくるかはあなたがすべて背負っているわけです。誰かが準備してくれたレールって高校までで終わっているので、この際きちんと悩むしかありませんし、そのための大学です。 将来のキャリアプランを考えるのに必要なのは、自己分析(自分がどんな人で何をやりたい・何ができるのか等)と職業理解(世の中にどんな仕事や会社があるのか等)です。この二つ抜きで、あなたの適職を回答できるのはインチキ占い師くらいでしょう。 あなたは多くの若者の中のひとりではありますが、「私は普通だ」と思っていたらいつまでも自分らしさを分かってあげられません。自己分析のために、どういう人間なのか特性・特徴を知るための行動を少し増やしましょうか。友達やキャリアセンターで話をするのもいいですし、自分ひとりで何処かへ出かけることをやってもいいでしょう。とにかく、ステレオタイプの毎日(=おんなじような日々)をダラダラ過ごしてばかりいると、いわゆる普通のことしか目に入りませんから、非日常的なことを週に1~2回やることで何を視て何を感じるかやってください。また、昨今は低学年からインターンシップの受け入れをやっている企業も少なくありませんから、それらもおすすめですね。 職業理解についてのおすすめは、家族・親類・知人の社会人に何の仕事をやっているのかをインタビューすることです。ほとんどの大人は何らかの仕事をやっている大先輩なわけで、あなたより何倍も仕事というものについての情報を持っています。リクナビなどのサイトで業界研究するのもいいですが、実際にそれをやっている人の話ほどには伝わってこないかもしれません。 このように書くと、大変だとか面倒くさいとお感じかもしれません。ですので、やるやらないはあなたの自由です。そして、そこそこ普通に生きるためには結構な努力や頑張りが必要となるのも世の常ですから、明日の自分のために少し今を頑張れるといいですね。 質問に戻るとすると、現状では具体的なイメージが持てないので、自己分析と職業理解をこういうふうに進めて、2年生では志望する職種や業界を絞っていきたいとレポートに書かれてはどうかと思います。 ここから蛇足です。 営業と現場仕事をやりたくないと書かれていますが、おぢさんも学生時代思っていたので気持ちはわかります。ただ、あえて学生時代に自動車部品の下請け工場や引っ越しのバイトを短期でやってみました。また、サラリーマンになって一時期は営業経験を積むためと出向させらてまで営業配属になったことがありました。結論を言えば、いずれもやってみないとわからないこと・知らないことだらけでした。イメージだけで嫌うよりも、どこが嫌でどこが良いのかはやってみなくちゃわかりません。 現在の学生さんであれば、バイトやインターンシップで短期的にでもいろいろ経験できますから、そこで実際にやってみて、ほんとに就きたくない仕事なのか、何が嫌なのかを確認してください。偏ったイメージや固定概念だけで最初から除外するのは、少しもったいないかなと思います。さらに言えば、嫌な仕事を少しでも経験することで、それ以外の仕事の幸せをより感じられるので、以外にお得だったりします。こういった経験の幅が狭い人ほど、自分で選んで就いたはずの仕事の嫌なところばかり目についたりします。人間って、とても恵まれていることでも最初からそうだと「それが当たり前」になっちゃうので幸福感を得にくいのです。 また、給食でもみんなが不味いと言っても自分にはそうでもない(=意外に美味しい)ものってありますよね。仕事でもみんなが嫌がるけれど、自分にはそうでもないものがあり、そういう仕事って条件待遇が良かったり大切にしてもらえたりします。こういった個人的なギャップの有効利用も、いろいろやってみないとわからなかったりします。
なるほど:1
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