教えて!しごとの先生
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デザイン系の専門学校に応募するにあたって次第に不安になってきました。 入りたいと思っている学科はゲームCG系です。

デザイン系の専門学校に応募するにあたって次第に不安になってきました。 入りたいと思っている学科はゲームCG系です。まずはデザインをする上でのイラスト基礎知識からですが、自分でキャラクターを作ったり動かしたり、背景などの作成技術なども結構幅広く学びたいと思っています。 ぶっちゃけてどれ程必要とされるのかとか、専門学校でどれくらい学べるのかとか、年収や副業(グラフィック等で)をしたとしてどれほど稼げるのかなどなど先のことから来年の事まで考えてしまいます。実際どうなのでしょうか。

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  • 【どれほど必要とされているのか】 業界は常に人手不足です。しかし、給料は高くありません。能力があり、給料が最低賃金を割るくらいでも喜んで参加してくれる人だけを探しているからです。その結果、業界は多くが中国人や韓国人の出稼ぎに占められる場合もあります。 あなたがもし、実質最低賃金以下の長時間労働をしても構わないほど、絵が好きで才能もあるなら、目指すのもよいでしょう。 もちろん中には高給取りもいます。業界の大御所と言われる方々は年収数千万円という人もいます。しかし声優と同じく高齢者でも能力が衰えずずっと働けるので上が空かず、通常の会社員のように出世がなくすべては運と実力だけで決まる業界ゆえ、ほとんどの人は薄給重労働となります。 つまり、絵の仕事が労働ではなく、ご褒美だと思える。24時間描いていても全然苦痛にならない。という絵が本当に好きな人に向いている仕事です。 たまに「私は絵しか取り柄がないので」と専門学校を志望する人がいますが、それは多くがキツさから諦めて残りません。 【どれくらいの能力を必要とされるか】 絵がうまい人は多数います。日本では、どんなに絵がうまくてもタダでやってくれる人がピクシブなどでもいるし、ランサーズなどを見れば1000円でも何時間もかけて作る細かさの絵を提出する人もいます。 海外では総じて芸術や絵というものは料金を支払って(それが素人の絵でも)見るものであるという認識ですが、日本ではそうではなく、商用の絵でも「いらすとや」をはじめとするクリエイターの存在で「タダであることが前提」「趣味の延長」という捉え方をします。 さすがにゲーム業界などクライアント(発注者)が無知な一般人ではないところでは、クリエイターに対して無料で強いることはないですが、それでもかなり安いです。 つまりタダ同然でも何十時間も費やす絵描きが日本は溢れているので、絵がうまいことは当たり前すぎて、競争率が異常に高いです。その上で、社会常識、大卒資格(美大)、学生時代の賞歴、仕事歴が問われます。なんと新卒からすでに実戦経験がないと入社が難しいです。 なので専門学校では学校内に商業プロジェクトチームがあったり商業プロジェクトに参加させてもらえる枠を作り、学生時代から商業実戦経験を持たせることがあります。会社側もそれを期待するので、賞や経験が1つもない者は選ばれにくいです。 絵がうまい人は溢れていますが、性格やコミュニケーションに難がある人も結構見受けられるので、会社としてはちゃんとそもそも社会人として仕事ができる人を選びたいところです。絵のレベルではなく、そもそも即戦力としての実力が求められます。 絵のレベルは最高レベルで当たり前なので、大抵のポートフォリオはすべての項目を埋めてきます。背景、漫画、リアルテイスト、キャラクターデザイン、もちろん賞歴や実戦の経験、CSSやWebデザインや3Dも入れてくるのも結構います。 ポートフォリオで示す絵のレベルは日本最高峰であり、他の誰よりも自分が一番うまくね?と思えるくらいの内容でスタートラインです。その上で賞と実戦歴など付加価値があって初めて年収300万円のラインに立てます。 怖がらせるようですが、絵がうまいなら卒業までにその実力は手に入ります。自分が上手いかどうかは、入る前から分かるでしょう。 有名大学に入る学力があるとしても、絵の道を選ぶ。それくらい好きで実力もある。と自分で判断できる場合は、絵の道に進むのもありです。 【専門学校でどれくらい学べるのか】 専門学校は設備とカリキュラムはもちろん優れています。一番重要なのは実戦経験を積ませてくれるところです。ただこの実戦経験や会社の品評会、漫画なら出前持ち込みなどの機会は誰でも与えられるわけではなく「学内の賞などを率先して取る優秀で真面目で自ら立候補する者」のみに与えられます。 逆に言えば専門学校はかなり自由です。何もしなくても卒業させられてしまいます。試験も大してありません。課題もサボることもできますし、サボってもさほど咎められることもない場合もあります。同期の過半数は「絵しかない」「進学面倒」みたいな後ろ向きの人たちで、一緒に堕落したらおしまいです。 自ら、実力とストイックさを発揮して、すべてを吸収していく者にならないと、ただのニート製造学校です。大抵の場合、専門学校の同期と遊ぶのは毒です。ただ卒業するだけでは絶対に就職できないので、どう学ぶかが重要です。 ちなみに専門学校はカネ稼ぎ機関なので、誰でも騙して入れます。絵が下手でも「うまく行く」というし、コイツダメだなと思う人も入れます。そして学校内の実戦経験を「仕事に就いた率」に含めたり「すごい1人が10社内定したが、他の9人がニートになった」場合でも「就職率100%(10人で10社受かった)」と平然と広告に書きます。 専門学校はただの道具です。それを使ってどうするかは、あなた次第となります。 その点、美大は試験を有していて基準を設けています。社会人としても、実力の面でも、美大は専門を凌駕します。大卒資格もあります。だから優秀で高給な会社ほど美大から人を優先して選びます。美大の人が志望しないようなヤバイ会社は専門学校と繋がって、専門もそこをブラックと知りつつも就職率を向上させるために人を送りこむような場合もあります。 デザイナーと名が付けば、デザインの仕事じゃなくてもデザイナーですからね。 【年収】 これを語るなら美大を目指すべきです。専門卒でゲームCGは良くてブラック企業、悪くてブラック+薄給です。会社によっては副業などできないほどに時間が奪われます。日本では芸術はタダだからです。 有名なゲーム会社でも基本的にブラックです。世間からは好きな事をして食ってるダメな奴。という見方をする人も高齢者を中心に多いです。 もちろん、有名なイラストレーターやデザイナーになれば、1枚の絵が30万円(キャラデザ+版権譲渡)ということもあります。20枚も描けば世の役職持ちサラリーマンの年収に匹敵する。そんな人もいます。しかし多くの場合はアニメなら動画1枚単価は150円、漫画一式40枚2~5万円(業界最高峰の講談社の原稿料で1枚1万~2万円)、イラスト1枚1~3万円とかです。 アニメの場合ですが、40年前も1枚150円でした。何十年も前で蕎麦が20円、外食が100円などの時代でも、動画1枚(いわば線画)が150円とかでした。そのころアニメーターは高給取りでした。プロが10分で描ける内容1枚描けば今の価値で1500円とか2000円得られたわけです。線の数や細かさも今の10分の1くらいです。しかし単価が変わらないまま現代になってしまって、今では中国人でも薄給と感じるレベルになりました。 ゲームCGの場合、現在の多くの仕事が中国人の手下になります。会社が大抵、中国資本だからです。中国語を学ぶのも大事ですね。日本人の会社が、中国のゲーム会社の下請けをしていて、その仕事を熟しています。Live2dの知識も必須なところも多いです。1シーン5差分で元値10万円、クリエイターに2次請けくらいでおろされて収入は5万円程度。さらにそこからフリーランスなら税金等が引かれます。 日本人が経営する大企業を中心としたゲーム会社はほとんどもうゲームCGを必要としていません。ほぼ3Dで、デザイナー等は昔からやっている大御所や高齢者が占めていて、新規を入れるにしても数多の実力を示した中途採用や、天才ですべての日本の賞を独占しているのかなというほどの実力者のみです。日本のゲーム会社に入るなら、イラストではなくプログラムの面で入ることになるでしょう。 なので、ゲームCGの多くはスマホゲーム。そして中国資本の会社が多いということになります。それでもゲームCGは競争率が高いので、溢れた者は他のデザイン職へ、あるいは一般就職していきます。 【副業】 副業でやって儲かるわけがありません。よほど実力と才能と経験があれば別ですが、超実力があるのにタダでやってくれる人たちがたくさんいますからね。 フリーランスとしてやるなら、グラフィッカーで入社して経験だけではなく大手とコネを複数作って退社し、安定してそれら大手から仕事を請け負い、自ら営業活動や経理事務も熟さないとなりません。 大手の案件は高いです。出版社の直案件なら1漫画で30万円とか普通にあります。しかしそういうコネは一般的に業界内で得てきます。あるいは営業活動を通して行います。とてもじゃないけど、片手間でできることではありません。 業界内で多くの実績を作り、コネを作って初めてできることです。セカンドキャリアですね。まずはブラックだろうが入社して何年か続けてコネと実績(実力は入社前にあって当然)を作ります。 厳しい世界ですが、覚悟と実力があり、それがずっと継続できるのであれば、進んでみましょう。学校は夢を語りますが、あなたは現実を理解した上で夢ではなく目標にしないとなりません。

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  • 例えばプロスポーツ選手を想像するとわかりますが、「どのポジションでもそこそこ出来る」人よりも、「ここに関してはメチャクチャ上手い」人のほうが、採用されやすいです。 ゲームの制作工程と役割分担はネットにたっぷり情報がありますので、そういうものをよく研究して、自分がどのポジションに入るべきなのか明確化して専攻したほうが、良い就職を得やすいでしょう。 もちろん勉強として一通りやっておくことは良いことです。例えば野球のキャッチャーも、内野や外野を一回も担当したことがない、という人は少ないです。(というか、リトルリーグだったら大抵ピッチャーで4番だった子がプロになる)

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  • 世の中で知られているゲーム会社が要求するレベルは以下で見れます。 まずこちら。 https://magazine.cygames.co.jp/archives/tag/%E9%AD%85%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%81%AE%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9 サイゲームスが公開しているもので要するに「採用する側」はこういう視点で評価しますよというもの。各章の記事をよく読み作品のレベルも把握してください。 次にこちら。 コロプラが公開している自社デザイナーの就職時のポートフォリオです。 https://be-ars.colopl.co.jp/gallery/portfolio/ 実際に選考を通った作品のレベルが理解出来るはずです。 スクエアエニックスの例です。 https://www.pixivision.net/ja/a/6643 ゲーム制作会社のクリエイティブ職というのはこのレベルが入り口です。 「もうすでにこのレベルにいる人達が挑戦する世界」ということ。そのレベルにあってさえ、隣のヤツがさらに優れていたら生き残れません。 今から初歩の基礎から「習おう教わろう」というのでは正直かなり厳しいと思います。 こういう仕事に挑戦する人の多くは小学生時代からずっと絵を描いているので10年以上の積み上げの上にプロになるべく研鑽と鍛錬をしてきています。 この方とか全くそうした経歴ですね。 https://www.youtube.com/watch?v=J33nDgS3uUY 何年制の専門学校か不明ですが数年後にこのレベルまで行くビジョンが描けるなら意味ある挑戦だと思います。なおくれぐれもですが「習おう教わろう」というマインドでは厳しいです。

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  • 就活 ポートフォリオ、などで調べると、求められるレベルがわかると思います。 例えば https://hataraku.vivivit.com/portfolio これくらいのものを就職活動が始まる頃には作っておかなきゃいけない訳ですね。 ゲーム系に限らずですが、満遍なくいろいろ中途半端な人より、一芸に秀でていた方が、マッチする企業探しや、選考に通るかも含めて、就活しやすいです。 いろいろ学ぶのは大事ですが、二兎も三兎も追いかけて、中途半端にならないようにしてください。

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