すぐに覚えられるかは、質問者さん次第だと思います。 同業他社の私からは、ワタキューさんの評判については控えておきます。 仕事内容について説明しておきます。 ・手術の器具等の洗浄消毒滅菌 手術に使用された血液まみれの器械を洗浄・滅菌 ものによっては消毒を行います。 手術の内容にもよりますが、多くの手術器械を使用します。 手術器械1点1点の名前や特徴を覚えなければなりません。 現場でのマニュアルがきちんと整備されていて、きちんと学習する時間を 与えてくれているなら、いいのですが・・。 ・手術室の機器の準備や点検や管理 手術室機器の準備は、OPに使用する手術器械のセットや単品器械を 術式ごとにピッキングすることに当たると思います。 これも、各術式ごとに度の器械を使うのか。器械の名前とそのもの自体を 覚えなければできません。 点検は、ひとつひとつの器械が正しく可動するか、うまく動かなかったり した場合、修理に出したりします。 管理は、滅菌には、期限というものが存在します。滅菌日切れの チェックや日切れを起こしているものは再包装、再滅菌の作業が あります。 収納されている器械がパックの場合、パックの破断や穴あきがないかも 確認することになります。 また管理という面でいくと、定数どおり器械があるか棚卸も行ったり しますが、かなりの時間を要します。 ・リネンの管理 まさにワタキューさんならではの仕事だと思います。 ワタキューさんといえば、リネン洗濯業務のイメージが強くあります。 患者着や手術に使用するタオル類、その回収や洗濯、払い出しが メインの仕事となると思います。 大事なことなので、追記しておきますが、 病院によりますが、緊急OPというものがされる場合、その対応があったり します。土曜日だけ出勤があったり、24時間体制だったりと。 各病院の手術件数や営業時間によって、仕事量がどのくらいあるかも わかったりします。 また、滅菌業務を行うのは、一般的に中央材料室と呼ばれる場所で 行われますが、洗浄機や滅菌機、そのほか設備が充実していればいいのですが、設備投資があまりかけられない病院ではとっても苦労します。 さて、こういう仕事を主にどういう方がやっているかといえば、 正社員はとっても少なく、ほとんどパートさんが行っています。 内容を覚えることもそうですが、業務をちゃっちゃとこなせる人が 向いています。 長年勤めている人は、そういうことに向いているとなりますが、 多くの場合、年配の方が多いです。 そういった年配の人とのコミュニケーションがきちんとできる方が 続けることができると思います。 向き不向きがはっきりわかる仕事なので、長続きする人はあまり多くなく、人が辞めていくのも早い業務と言えます。 そういう意味でいくと、 未経験者の方はやり方次第で、続けられるかもしれませんが、 うまく周りとやっていけないと、やめるのも早いものです。 あと、もう一つ重要な点を 血液が付着している器械を処理しますので、 感染症の感染の問題が付きまといます。 入社したら、できるだけ早く、 B型肝炎ワクチンを接種する必要があります。 会社によっては、そういうことをしっかりやらずに、 いざ作業でけがをしたときに、けがした人がとても困ることになります。 健康診断とワクチン接種をきちんとやってくれる会社ならいいのですが。
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