解決済み
専門学校の教員経験者の立場から回答します。 午前問題と午後問題は別物です。期間的には一般論として三か月もあれば間に合います。ただし午後の問題が曲者です。午後問題が特に難しいというわけではなく、できる人とできない人との差が大きい分野なのです。英語または数学が得意な人ならば、午後問題も攻略できる可能性が大きいです。私のように暗記科目が苦手な人もいますが、概して暗記科目は得点しやすい人が多いため、不合格者には午前問題なら合格点だが午後問題がダメだという人が多いです。逆のパターンは少数派です。そうしたことから午後問題は難しいという話が生じているものと思います。 ただし私は暗記科目が苦手なパターンであるにもかかわらず、こと情報処理に関しては強い興味と意欲があったため、午前問題も楽々クリアしました。そもそもその時期は暗記科目などという言葉を知りませんでしたしね。 専門学校でそのような点を無視して授業をした結果、惨憺たる結果を招いてしまったことがあります。教育者としてはあるまじきことかと思いますが、むしろ早めに引導を渡して別のコースを案内するべきかとも思いました。 だから質問者様がどちらのパターンかによって、勉強法が異なると言えます。参考書の練習問題を見て、質問者様にもクリアできそうなら午前の部と午後の部を同時並行で学習されるのがいいと思います。事実、私もそのようにして一発合格しました。
午前試験についてはすでにお分かりかと思いますが、簡単に言えば知識の断片です。午後試験はそれらを応用して問題を解決する能力が問われます。 問題自体はさほど難しくはありません。いってみればIQテストに近く、時間をかけさえすれば解けるような問題です。時間を掛けても解けないとすれば、それは基礎的な知識不足で、午前問題をもっとやり込む必要があるということでしょう。 以前、直近よりも合格率が低かった時代、午後試験が難しいと言われたのは、決定的に時間が足らなかったからです。全ての問題をじっくり解くだけの時間はありませんでした。いかに要領よく解くかというテクニックも必要だったのです。 ただし、この点は直近見直され、以前に比べると時間的な要素は改善しました。その結果として合格率も大きく伸びています。そしてまた試験内容が見直されるとのこと。これがどのように影響するかですが、揺り戻しとして難化する可能性もありますね。つまり、取るなら今の内かもしれません。 さて、勉強法ですが、これは過去問を解く以外ありません。最後はアルゴリズムで、ここをどう攻略するかでしょうね。やってみればお分かりになると思いますが、他人が作ったプログラムを追うのは大変です。そして有効な攻略法もありません。いろいろな問題を実際に解くことで、プログラミング的思考方法を身につけていくしかないのではと思います。
午前試験、午後試験と記載されているので、令和4年度の10月~11月に受験する前提で回答します。(ただし10月~11月に受験するのに、今、この質問をしているということになると、普段からITに関することを学ばれているか、業務に携わっているならば別ですが、初学者ですと正直厳しいです) 基本的には、午前試験対策をまずは一通りやってしまうことです。その後、午後試験対策になりますが、午後試験は知識を問う問題というよりも、考えて回答する問題になります。特にアルゴリズムとプログラミングはある程度基本的なアルゴリズムを押さえた上で問題演習をされるのがいいかと考えます。 基本的なアルゴリズムとは二分探索木のアルゴリズムと何種類かあるソートのアルゴリズムですかね。 プログラミングはIT初学者であれば表計算を選択されるのがいいかと思います。エクセルでいうところのセル関数とマクロがある程度使えるといいかと思います。(そういうイメージです) 必須出題分野としては、上記のアルゴリズムとプログラミングに加え、セキュリティの3分野となります。この3分野だけで100点満点中70点のウエイトになります。合格ラインが60点であることを考えるとこの3分野をまずは優先してやっていくのがいいでしょう。逆に残りの30点分や選択問題ですので、午前対策である程度、得意分野、苦手分野がでてくると思いますが、得意分野を狙っていくのがいいかと考えます。 なお、令和5年度以降は試験制度が改訂され出題形式も変わりますので、参考までに、下記試験主催者サイトの情報を掲載しておきます。 https://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20220425.html
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