中小企業診断士試験合格者です。 中小企業診断士試験目線での回答をします。 大手メーカー複数社と取引をしている→大手メーカーが他社ではなく自社を選ぶ「強み」があると解釈します。そもそも内部環境に強みがなければ大手メーカーは取引相手にしません。そしてモノにしているので、SかOかと聞かれれば、Sです。 Oは機会です。言い換えれば自社の現状に合うビジネスチャンスがある状態です。言い換えればモノにしていない段階です。質問の場合なら、他の大手メーカーから取引の打診がきている。現在取引している大手メーカーから増産の依頼や、新製品製造依頼が来ている状況です。当社と同じ品を海外現地調達していた大手メーカーが海外生産を国内生産に切り替え、国内で全部品を調達するニュースもそうです。 なお、二次試験になると大手メーカーとの取引を主体にする中小企業は、大手メーカーの要求(量・品質・納期・価格)が年々厳しくなっている中、それに応えるために残業が発生したり、利益が計上できない状況になっている事例があります。 そうなると大手メーカー主体の取引が現状Sなのか。それともWなのか等の理由を挙げて、問題点や課題の指摘、そこからどう改善提案(大手メーカーと取引していく生産性改善や新規先の開拓、新製品の開発等)をしていくかを解答していきます。 つまり、大手メーカー複数社の取引が必ずSにはならず、昔はSだったが今はWになっていることもあることを理解しておくといいかと思います。
なるほど:1
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