解決済み
弁理士についてこんにちは。 私は、某地方国立大学の工学部、情報通信系の学科に所属する4年生です。 先日まで就職活動をしていましたが、不況の影響か(不況のせいにするのもどうかとは思いますが…)なかなか志望する業界に就けず、結局地方の中小企業のSE(いわゆる『ソフトハウス』というところです。)として働くことになりました。 しかし、現在の就職先に満足しておらず、最近ずっと悩んでいます。 大学院進学や就職浪人という道もあるかとは思いますが、私情でどうしても就職しなければなりません。 そこで1年ほど前に、大学の講演会で弁理士の方の話を伺ったときに興味を持ったことを思い出し、弁理士になることについて再度考えることにしました。 ここからが本題です。 難しく、意味の分からない質問かもしれませんが、私が弁理士になることは可能でしょうか。 『基本情報技術者』の資格は取得しており(ほぼ学科で習ったことですが…)、『論文式筆記試験選択科目』免除のために、大学在籍中に『応用情報技術者』を取得しようと思っております。 勉強についてですが、SEとして働きながら、通信教育で勉強する予定です。 もともと、勉強がそこまで好きではないタイプなので、勉強についての不安もありますが、何より働きながら勉強できるかが心配です。また、働きながら勉強する場合、どの程度の期間で取得することができるかも気になります。 ほぼ思い付きかつ不勉強で申し訳ないのですが、詳しい方いらっしゃいましたらご教授頂けないでしょうか。 よろしくお願い致します。
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弁理士受験生の大半は社会人で、働きながらの合格を目指しています。合格者のうち無職の人は1割程度しかいません。なので、働きながらの合格は可能かという点については、不可能ではないといえます。 選択免除は、院卒での免除者がほとんどの中、学部卒で資格を取得し免除資格を取得されることは素晴らしいことだと思います。難易度はそれほど高くないとはいえ、選択科目があるとないとではやはり1年間の受験勉強の負担が大きく違うので、その努力は弁理士試験においてきっと役に立つでしょう。 どの程度の期間を目安にすべきかですが、もちろん人それぞれなのですが、最低限必要だと言われているのは、合計2000~3000時間の勉強で、社会人なら1日4時間×2年が標準という話を聞いたことがあります。 ただし、昨年から(実質的には今年から)試験制度が変わり、今後は一次試験(短答式試験)のハードルが高くなり、また、政策的に最終合格者も徐々に減少させていくことが予想されています。ここ数年易化していた弁理士試験も、徐々にかつての超難関資格に戻っていく可能性が高いです。その中で、上記の勉強時間(あるいはそれ以上)を確保できるか、それを基準に判断されたらいかがでしょうか。聞くところによると、SEというのは激務で、中には数日間家に帰れない人もいるそうです。もしそのような状況が1年間続くのであれば、短期間での弁理士取得は難しいと思います。この点は会社によると思うので、試験勉強に入る前にお調べになってみると良いと思います。なお、知り合いのSE出身の弁理士は、あまりの激務で勉強時間がなかなか確保できず、仕事を辞めて1年間勉強に専念し、合格しました。その1年で合格する保証はないのである意味ギャンブルでしたが、言い換えれば、SEを続けながらでは絶対に合格しないと判断したものと考えられます。どれだけの勉強時間が確保できるか、お仕事の内容やご自身の体力を考え、計算してみると良いと思います。
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