最終合格席次,内定受諾率,採用予定数の値で内定の可否が推測できます。 内定受諾率とは 内定受諾数÷内定通知数 で計算される値で内定通知を貰った者のうち何割が内定を受諾したかを表すものです。海上保安学校学生採用試験特別は内定辞退が多く内定受諾率は例年24%〜25%の値となっています。 内定可否を推測する 自分の最終合格席次✕内定受諾率の計算値が採用定数枠内に入っていれば内定を貰える。 2022年度特別の採用予定数は250名。 自分の最終合格席次が500番。 内定受諾率24%(=0.24)とき 500✕0.24=120 採用予定数250の枠内に入っているので内定が貰える。 内定受諾率25%(=0.25)とき 500✕0.25=125 採用予定数250の枠内に入っているので内定が貰える。 席次何番までが内定を貰えるか推測する 採用予定数÷内定受諾率の値で内定が貰える最終席次が推測できる。 2022年度特別の採用予定数は250名。 最終合格者数は1026名 内定受諾率24%(=0.24)とき 250÷0.24=1041番(採用漏れなし) 内定受諾率25%(=0.25)とき 250÷0.25=1000番(採用漏れあり) ーーーーーーーーー 人事院はこの内定受諾率は最終合格者数の決定に用いています。 最終合格者数=採用予定数÷前年度の内定受諾率 ーーーー 2021年度特別の最終合格者数を推測計算し実際の最終合格者数と比較する まず,2020年度特別の内定受諾率を求めます。 2020年度特別最終合格者数:967名(人事院発表) 2020年度特別採用予定数:230名(人事院発表) 2020年度特別入学者数:178名(海上保安学校発表) 内定受諾率=入学者数÷最終合格者数=178÷967=0.184 2020年度特別内定受諾率:0.184 (2020年度特別はコロナパンデミックの影響で内定受諾率が著しく下がりました) ーーーー 2021年度特別の最終合格者の推測計算 2021年度特別採用予定数:220名(人事院発表) 推測最終合格者数=採用予定数÷前年度の内定受諾率=220÷0.184=1195名 実際の2021年度特別最終合格者数:1192名(人事院発表) 推測と実際の差は3名 このように内定受諾率がわかれば最終合格者数をかなり正確に推測することができます。 2021年度特別の内定受諾率を求め2022年度特別の最終合格者の推測計算 2021年度特別は2020年度特別の異様に小さい内定受諾率0.184を用いて例年より遥かに多い最終合格者数を出しました。2021年度特別の内定受諾率は例年の0.24〜0.26に戻ったようで大量の採用漏れが発生しました。採用漏れがあった場合の内定受諾率は 入学者数÷(最終合格者数ー採用漏れ数) で計算します。 2021年度特別最終合格者数:1152名(人事院発表) 2021年度特別入学者数:215名(海上保安学校発表) 2021年度特別採用漏れ数:300名(推定値) (知恵袋等の書込みから900番の少し前で内定が止まったことから採用漏れを300名と推定) 2021年度特別内定受諾率=215÷(1152−300)=0.252 ーーーー 2022年度特別最終合格者数の推測計算 2022年度特別採用予定数:250名(人事院発表) 2022年度特別最終合格者数=250÷0.252=992名(推測) 実際の2022年度特別最終合格者数:1026名 推測と実際の差は36名 ーーーー 差36名がゼロに近くなる2021年度特別の採用漏れ数を探ると270名となり席次880番くらいまで内定が出たものと思われます。このときの内定受諾率は0.243となります。
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