電験2種のCR回路の過渡現象の問題で質問があります。 令和元年問題3の(3)で回路の時定数を求める問題です。ラプラス変…

Question

電験2種のCR回路の過渡現象の問題で質問があります。
令和元年問題3の(3)で回路の時定数を求める問題です。ラプラス変換を使って頑張って計算すると求められるのですが、問題集の解答は添付のとおり、T1=C×Rr/(R+r)=CRr/(R+r)というように、
すごく簡単なやり方が書かれています。

しかし、この式の意味が理解できません。
Rr/(R+r)は何となくRとrの並列回路の時の合成抵抗のような式に思えますが、これにCをかけたら時定数になるというのが理解できません。

この時定数を求める式は、
どのように考えればよろしいでしょうか？

Answer 1

Sを閉じた後の回路について、E,r,Rをテブナンの等価回路に置き換えると
E0=ER/(R+r)の等価電圧源と、R0=rR/(r+R)の等価抵抗の直列回路になって、
Cを含めた時定数はCR0になります