高卒で大企業（トヨタやホンダや日産など）の車の工場のメンテナンスや保全や修理などの覚えれば誰でもできそうな仕事に就くのと…

Question

高卒で大企業（トヨタやホンダや日産など）の車の工場のメンテナンスや保全や修理などの覚えれば誰でもできそうな仕事に就くのと、一流大卒や大学院卒で理系の研究職や開発職など体を使わない仕事に就くのは、

どちらが客観的に立派で生涯賃金も高くなりますかね？

Answer 1

立派なのはどちらも同じです。
ただ、生涯賃金は圧倒的に理系の開発や研究職の方が高いですね。

まず、高卒で大手メーカーに入社するとあなたの想像通り、工場のライン工やサービス拠点の修理工などになりますが、これらは出世とは無縁（工場の中や、サービス拠点の中での出世は可能）なので、昇給は微々たるものです。
昇給があまりない上に夜勤を前提とした体力仕事なので、30歳を過ぎて体力が低下したり家族ができたりすると夜勤をあまりできなくなってきて、そうすると如実に給料が下がっていきます。
仕事がキツイのに給料が少ないという理由で、多くの人は早期に退職しているのが実情です。（このあたりをわかっていない人がとても多いです）

大卒や大学院卒で入社すると、総合職として開発や研究などの仕事をしますが、これらは当然出世もありますし、昇給は高卒とは比べ物になりません。
20代の頃は夜勤をやりまくっている高卒の方が給料が上になることもありますが、40歳にもなると300～400万円くらい大卒の方が上になるでしょう。
生涯賃金では1億円くらい差が付きます。

大手メーカーに高卒で入社することを、勉強をあまりしなくても勝ち組になれるお得な方法みたいに考えている高校生が多いですが、はっきり言って考えが甘すぎです。
私自身、大手メーカー勤務なので工場の実態はよく知ってますし、工場勤務の人が35歳くらいになって「大学行っておけばよかった」と後悔しているのを何人も見てますよ。

Answer 2

どちらも立派です。
生涯賃金は平均で言えば院卒の方が圧倒的に高いです。
工業高校から日立金属に行った人はひたすら流れてるくる金属を眺める仕事(異常があったら対応)をしていました。
国立大院卒の私は東証プライム企業で研究開発の仕事をしています。
どちらも立派だし、どちらになりたいかは個人の価値観でしかありません。