総務部という名の部署を束ねるおじさんです。 44歳といっときます。 会社の規模や経営陣の考え方によって、仕事内容は会社ごとに大きく異なります。 私の勤める企業は中小企業の中堅です。 人事労務、法務、経理財務、システム、秘書、経営企画が一体となった部署が私のいる総務部です。 売上を作る仕事以外の全てと言った方が分かりやすいかもしれません。 業務を遂行するにはありとあらゆる知識が必要です。 株主総会や健康診断の準備、ストレスチェック、ガバナンス整備、資産管理などの定型業務もあれば、入社、退社、産休対応、社内のハラスメント、システム問題解決、社屋の修繕などほんとに色々です。 こんなことも頻繁に起きます。 役員が契約書を作っていたらしく、「あれ何だっけ?刑法の大原則で過去に戻らないやつ」と質問されました。 遡及を知りたかったようです。 あと、一括償却するにはいくらまでとか、社保の締め日は?、キャッシュフロー計算してよ、iPhoneの使い方教えてとかバラエティーに富んでいます。 全く参加にならないかもしれませんが、取得している資格で役に立ったものを列挙します。 社労士 中小企業診断士 衛生管理者 防火管理者 日商簿記 財務報告実務検定 法務検定アドバンスト ビジネス実務法務検定 システム関連の資格がなくても、PCのキッティングぐらいできるスキルが欲しいところです。システム関連の登竜門かもしれません。 Microsoft officeは業務レベルで使える方よいと思います。 マクロまでいかないにしても、関数は自在に使えると先が楽ですよ。 総じて必要なのはコミニュケーション能力です。 役員、従業員、社外業者、士業関係、場合によっては銀行と話す機会が多くあります。 また、交渉するにもあらゆる相場や機器ソフトの知識、実現する方法と手段の種類など円滑に業務を進めるのでしたら、それ相応の知識と対応力が求められます。 あと事務処理能力でしょうか。 正確かつ他人に伝えるための資料を作る能力ですかね。 大変かなと思われるかもですが、私はチャンスだと思いますよ。 企業はどのように回っているのか、例えば会社の設立から運用に至るまで、どの様なことをしなければならないのか、財務関係ですが財務の知識、税法や施策を駆使する方法、ネットワークの知識、プログラムの知識、人事労務の深い知識、契約書の作成方法など、普通に仕事をしているだけでは触れることができないことを覚えるチャンスです。 先の長い人生において貴方の糧になると思います。 後は努力次第です。
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