適職診断って、正直、無意味です。 星占いとか、血液型占い程度。 自分の希望や好みが先にあって遊びや参考で使う、たとえば事務系やファッション関係という希望枠のようなものはあって、その中での選択に使うとか、まったく仕事に無知な人が、どんな仕事があるのか知るために使うというなら別ですが、まともに信じるものではありません。 また、「スキルのつかない仕事」というのも存在しませんし、その仕事に就きさえすれば「スキルがつく仕事」というのも存在しません。 質問者様は、ちょっと、今の転職サイトだとか、求人支援をうたう会社の宣伝文句に踊らされてしまっていますね。 「仕事」というのは、人生において、目的にはなりえません。 手段です。 じゃあ、目的は何なのかといえば、「仕事」で得るものです。 一般的には、生活基盤、社会的信用、承認欲求の充足、自分自身の満足感、といったものです。 生活基盤は簡単ですよね。 給与だとか、休みだとか、福利厚生だとか、そういったものです。 社会的信用は、住宅ローンだとか、クレジットカードの契約だとかに代表される、個人的付合いがない相手からの信用です。 承認欲求の充足というのは、友人や身内から、すごいねー、良いトコ行ったね、と褒められるような、目の前の相手に認められることです。 自分自身の満足感というのは、その仕事で扱う物が好き、その作業が楽しい、そういったものです。 よく言われる「適性」というのは、最後の自分自身の満足感に関する場合が多いです。 ただ、ここで考えて欲しいのですが、「仕事」や人間の思考回路って、そんなに単純ではありません。 たとえばアパレル業界に就職しようと言う人が、ファッションについて何一つ知らない、興味もない、これは難しいように思うでしょう。 でも、逆を言えば、自分の好みがある人がアパレル業界について、自分が好きではないタイプを企画販売しなければいけないとなったら、元々は興味がない人よりも、苦しいスタートにならないでしょうか? また、対人関係が好き、事務仕事は嫌い、そんな考えで販売に就いても、「仕事の対人」は学校や趣味とは違いますし、企画や会計などで事務を行うことも必要です。 適職診断、適性診断という類いは、こういった物事を単純化して、非常に乱暴な「診断」をしています。 なので、遊び以上の役には立たないのです。 また、スキルというのは、何かを成し遂げる際に必要、役立つものですよね。 たとえば派遣やバイトでの単純作業、芸術系などは、よく役に立たないと言われますが、どんな仕事にも、対人、法規則、仕事の進め方といったものがあります。 まったく別種の仕事でも、学生時代の経験などでも、それまでのことを役立たせるかどうかは、その人次第です。 逆に、営業、法務、会計など、「どこでも役に立つ」と言われる仕事に就いても、ただ漫然と指示をこなすだけでは、結局は何も身につくことはありません。 質問者様が、学生なのか、主婦やニートから就職を目指すのか、転職を考えているのか、詳細は分かりませんが、もう少し、ご自身の軸をもって、しっかり考えた方が良いと思います。
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