キャリア官僚は50代前半くらいから、上位ポストにつけずに出世競争から外れた人は早期退職するマナーがあるようですが、退職し…

Question

キャリア官僚は50代前半くらいから、上位ポストにつけずに出世競争から外れた人は早期退職するマナーがあるようですが、退職した人は全員天下りできるのですか？みんなどんなところに天下りをして、どんなポストに就くのでしょう？

Answer 1

出世競争から外れた人は、強制的に退職になるのが慣例で、本人たちも理解しています。
天下りとは、省庁に残っていた場合の定年退職までの給与補償です。
天下りは、各省庁の外郭団体になりますが、部局によって天下り先が決まっています。
同じ省庁でも現役の時にＡ部局にいた場合、Ｂ部局の天下り先には入れません。
また、天下り先は選べません。そこが嫌で辞めると、次のところを斡旋してくれないのが慣例となっています。
キャリアは天下れますが、課長級はほぼ天下れません。

どんなポストに就くかというと、上記に書いた定年まで勤めてたとした場合の給与になりますので、一般的に審議官は年収1500万円～1800万円程度、局長は年収1800～2000万円程度ですから、それに見合う給与のポストに就きます。ただし、在職感は約２～６年（優秀だと早い。評判が悪いと誰も引き取りたがらないので在職期間が長いです。）で、次の人に譲らなければなりませんので、強制的に転職です。
そのポストの退職金を合算した金額を年収に割り戻します。

ちなみに同期入社が5人として、同期入社全員が東大法学部だとしても、入省と同時に勝敗が決まります。

Answer 2

自主的なマナーではなく 半強制的なルールです
再就職のあっせんをエサに退職を迫られます 拒んでもいいですが 地方に飛ばされたり 冷遇され 再就職の面倒も見てくれません
天下り先は 関連の独立行政法人（○○機構） 補助金を出している社団法人や財団法人（○○協会） そして金融機関や保険会社のの顧問というケースもあります
ポストは 常勤役員以上ですね