Q1:海上保安大学校の初任科(2年制)は大卒と記載されていますが、短大卒は入りませんか? A1:短期大学卒業者は、海上保安官採用試験の受験資格はありません。短期大学卒業後、4年制大学に編入学し、4年次で卒業見込となれば、海上保安官採用試験(海上保安大学校初任科)を受験できます。 Q2:特殊救難隊になりたいのですが、海上保安大学校の人しか入れませんか? A2:いいえ。特殊救難隊員になるには、まず潜水士にならなくてはなりません。潜水士になるには、海上保安大学校研修科潜水技術課程研修員の選抜に通ってから2か月間の研修を修了しなければなりません。この選抜には、①海上保安学校船舶運航システム課程(航海コース、機関コース、主計コース)(1年間)、②海上保安学校情報システム課程(2年間)、③海上保安大学校本科・専攻科・研修科国際業務課程(4年9か月間)、⑤海上保安学校門司分校船艇職員等初任者課程(航海、機関、通信・技術)(6か月間)、⑥海上保安大学校初任科・特修科編入(2年間)のいずれかから選ばれます。特殊救難統括隊長、特殊救難隊長、特殊救難隊副隊長は、上記③から潜水士となった海上保安官から任命されます。潜水技術課程の選抜は30歳以下という年齢制限があるため、短期大学卒業→海上保安学校学生採用試験・船舶運航システム課程がベストですね。ただ、潜水士は狭き門、機動救難士は超狭き門、特殊救難隊員は九牛の一毛なので大変ですね!
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