気象予報士を仕事にしている人には、民間気象会社など(予報業務の許可を受けているもの)で日々の「天気」の「予想」をしている人がいます。気象会社では、みなさんがよく知っているテレビなどの天気予報の作成や解説などを行っている他に、天気によって仕事や売り上げが左右される会社等への天気予報も提供しています。例えば野外イベント実施が実施できるかどうかや、船舶の最適航路を予測、食品会社や建設会社へアドバイスを行ったりもしています。 このような会社等で「天気」の「予想」をするのは、気象予報士の資格を持つものしかできません。ただし、テレビ番組で「予想」された「天気」を伝えること・・・「お天気キャスター」などは「気象予報士」の資格がなくてもできます。 もちろん、気象庁以外の気象業務をするものの中に「気象予報士」が必要となるのですから、気象庁に入れば「気象予報士」の資格はいりません。 また、ご存知かもしれませんが、気象予報士試験に合格して気象庁長官に届け出れば気象予報士になれますが、気象予報士試験に合格すれば気象予報士としてそれらに関連した企業等に即仕事につけるような採用試験ではありません。気象会社の数も少ないですし、気象予報士を必要としている会社も少ないので、気象予報士として働くのはキビシイという現状があります。気象予報士試験に合格するのも難しいですが、さらにその資格を仕事にするということも難しいのです。 もし、気象予報士をめざしておられて、やる気をなくされたら、スイマセン; 後の方のコメントは、決して取っても無駄なことは止めた方がいいと言っているのではありません。あくまでも現状を知ってもらい、資格に挑戦していただきたいと思いましたので・・・
なるほど:1
気象予報会社、資格学校、海事学校、航空学校に勤めている人を散見します。 但し、海事学校と航空学校では、既に勤めている教官に対して、気象予報士取得の業務命令を出すことが多いようです。 そのため、海事学校と航空学校には、気象予報士の求人がないです。
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