全商珠算・電卓実務検定の1級について。 普通計算とビジネス計算 どちらも電卓で合格、資格取得しています。 （普通…

Question

全商珠算・電卓実務検定の1級について。

普通計算とビジネス計算 どちらも電卓で合格、資格取得しています。
（普通計算の場合はそろばんか電卓選択・ビジネス計算の場合はどちらで計算しても可）そろばんで普通計算を受けて合格した場合は、珠算・電卓どちらも資格取得したことになるのでしょうか？

そろばん1級となると、数字がかなり強く暗算も容易にできるレベルに感じますが…全商のレベルだとそこまでのレベルは無いと考えていいですか？

Answer 1

全商 珠算・電卓実務検定試験は
令和4年度から「ビジネス計算実務検定試験」に名称が変更されました。

全商HPで規則等が確認できます。
http://www.zensho.or.jp/puf/examination/calculating/index.html

それによると
＞第4条
＞普通計算部門については，次の計算用具を用いて計算する。
＞「珠算」……そろばんを用いる。
＞「電卓」……電卓を用いる。
＞ただし，ビジネス計算部門についてはどちらを使用してもよい。

細則

＞第7条
＞「珠算」および「電卓」の普通計算部門並びにビジネス計算部門の両部門に合格すれば，当該級の「珠算」と「電卓」の両方の合格とする。

とあります。

仮に、
電卓で普通計算部門とビジネス計算部門の1級に合格済みであれば
そろばんは不足の普通計算部門の1級に合格すれば2冠となります。

ただし、部門合格には有効期限があります。
http://www.zensho.or.jp/puf/download/exam/rule/calcurator.pdf
こちらのPDFの2ページ目に有効期限対応表があります。

電卓のビジネス計算部門で合格した際の有効期限内にそろばんの普通計算部門に合格する必要があります。

＞そろばん1級となると、数字がかなり強く暗算も容易にできるレベルに感じますが…全商のレベルだとそこまでのレベルは無いと考えていいですか？

そろばん（珠算）1級取得していてもそろばんという計算器具を使用しての検定です。
暗算が出来るようになるにはそろばんで計算する際の珠の動きを頭の中でイメージしながら計算する「そろばん式暗算」の練習をたくさんしないと普通は身につきません。
そろばん教室などではふつうはそろばんと暗算の両方を練習します。
しかし、そろばんだけしか教えない教室もごく一部ですがあるようです。その場合、そろばんの練習だけをやって1級取得したとしても暗算はほとんど身につかないと言っていいでしょう。

また、全商の1級は珠算電卓（ビジネス計算）実務検定に限らず、他の団体が主催する同様の検定試験の1級と比較したらかなりレベルが低いです。

日商珠算検定と比較するとしたら
全商1級は日商の準2級くらいだと思います。

全珠連と比較しても
全商1級は全珠連の準1級くらいではないかと思います。

日商1級は平均的な小学生なら週に3日ほど教室に通って4～5年くらいはかかるレベルです。

そろばん未経験の状態から毎日休まず1年くらい練習したら全商1級は合格できるくらいの力は身につけられると思います。
なので、全商の1級は難易度としてはかなり易しい方だと思います。