まずは方向性を絞りましょう。幅広いジャンルで活躍するデザイナーは存在しますが、最初から幅広く活躍していたわけではありません。社会に出て活躍の場を広げていった…とでもいいますか。自分はグラフィック・ウェブ・映像・コピーライト・写真、何でもできる…どれもやりたい、興味がある!そう思っている人も多いと思いますが、学校を卒業したばかりの新人は正直言ってどれも出来ていないんです。それにジャンルを絞ったら「それだけしかできない」と思われるかもしれませんが、そういう考え方は「デザイナーになること」を目標にしたに過ぎません。デザイナーの先にアート/クリエイティブディレクターというステップがあります。自分は現場が好きだからという理由でディレクターを拒む人がいますが、とてももったいないです。世間で知られているデザイナーは現場デザイナーではなくディレクターです。特に発想力に自信があるなら、ディレクターは向いています。どの分野もちょっとずつやるのではなく、一つの分野を極めながら余裕が出たら他の分野も少しずつ手を出すというのがいいでしょう。いろんな分野に手を出して、どれもデザイナー・アシスタント止まりでは生き残りは厳しいですよ。 あと、志望動機は会社によって変えるべきですね。他の分野もできるのであれば、さらっとアピールする程度で、芯がぶれないように気をつけて下さい。
なるほど:3
デザイナーとひとことで言っても、本当に色んなデザイン分野がありますから、志望動機はそれぞれ変えたほうがいいです。 世の中には幅広いジャンルのデザインを手掛けるデザイナーも確かにいますが、ブレイクできずに路頭に迷っているか、既に目一杯ブレイクしていて知名度で依頼を受けることができるかのどちらかです。いずれにせよ新卒の志望動機で言って説得力のあるものではないですね。 もう少し自分の得意な部分を掘り下げてみてはいかがでしょう。 「発想したり書いたりすることが得意」とありますが、それをそのまま面接官が聞いたら、「んじゃ自分で作品作って、アーティストとして個展でも開きなよ」と思うかも。少なくとも私だったら、そう思います。 もっと具体的にどういうことに興味があって、どういうことが得意(=人より優れている)なのか。例えば書いているような、「アニメ得意です」「ゲームも興味あります」「広告やWEBのデザインもしてみたいです」では、自分のやりたいことの羅列でしかなく、面接官からしてみれば「こいつはこれができそうだな」を決める判断材料にはなりません。 書いているようなアニメ、ゲーム、広告やWEBのデザインは、依頼主がいて、そのディレクションを受けて、ディレクションの範囲内での発想力を勝負する仕事です。どういったインプットの時に力を発揮できるのかが重要です。
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