全国転勤の方々の生活について教えてください

Question

全国転勤の方々の生活について教えてくださいこの質問自体を不快に思われる方も居るかもしれません。ご容赦ください。

現在就活中の文系大学生です。
就活初期は「全国転勤でも良い」と考えていましたが、最近になって全国転勤の生活が全くイメージできていないことに気付きました。
物心ついた頃から、親が持家で車で20分ぐらいの所に勤めているのもイメージできない理由です。

全国転勤の方々は家族との関係や、家などはどうしているのでしょうか？
単身赴任、と聞きますが本当に数年間ほとんど家に居ないのですよね？子どもの近くにも居れず、住居も転々とする生活ってどうなんでしょうか？

全国転勤の方々が何を考えて何を感じているのかを教えて欲しいです。

意味不明な質問かもしれませんがよろしくお願いします。（3〜5年の転居を伴う転勤を想定して頂きたいです）

Answer 1

転勤族で引越しは20回を超えます。
ネットで調べれば転勤族のメリット・デメリットが書かれてますが、そのまんまですよ。

メリットは色んな場所に住めるので、長期旅行感覚で楽しめる事、全国各地に知り合いが出来る事、ずっと同じ場所で同じ人間関係しか経験していない人よりも考え方が柔軟になる事、狭い地元コミュニティに属していないため面倒な親族・近所付き合いがない事ですかね。

デメリットは生活基盤も人間関係も定着しない事、環境の変化によるストレス・寂しさ・孤独は常にある事、子供や家を持つタイミングが難しい事、地元の友人とは疎遠になる事、親兄弟にほとんど会えない事、帰省費が掛かる事かな。

地元大好き、家族大好きって人は、転勤族は向いてないですよ。余程やりたい仕事だとか高収入でない限りデメリットの方が圧倒的に多い。

地元は好きだし家族は大事だけど、地元という小さい世界から出ない事に焦りを感じていたり、外の世界への憧れがあるなら転勤ありの会社に勤めてみるのもあり。外に出てみて、やっぱり向いてないなら地元に帰ればいいので。

私自身は親との関係が良くないし家を建てたい願望もないので、その辺に執着はないです。海外に1人で暮らしたりもしたし、旅行が大好き。そんな私でも引越しを伴う転勤は毎回ストレスですね。新しい土地に行きたくないのではなく、慣れ親しんで愛着が湧いた土地を離れるストレスが大きい。

転勤族って出会いと別れの数が物凄く多いですから、どこに行っても「この暮らしもいつか終わる。だから大事に暮らそう。新しい土地のいい所をたくさん知ろう。楽しもう。」と思うようになります。死を意識して生きるのと似てますね。
ずっと来年も再来年もこの生活が当たり前に続くと思っている地元に居続けてる人とは、そういう感覚が全く違うかな。

地元から出た事がない人とは考え方や物事の捉え方は全く違うと感じます。どちらがいい悪いではないですけどね。

個人的には、経験してないのにいくら経験者の話を聞いても無意味だと思います。自分にとって何が良くて何が嫌なのか、比較できる経験がないとわからないですからね。外に出れば地元の良さも悪さも客観的に見えて来ます。

うちは夫婦2人なので単身赴任はなしです。
妻が在宅ワークなのでどこでも仕事できるのが大きいですね。子供がいる転勤族の人は、子供が小学生になったら単身赴任してる所が多い。月に何度か会いに帰ってますよ。

Answer 2

会社によりますが、家は借り上げ社宅に住むのが一般的です、借り上げ社宅とは、一般の賃貸マンション・アパートを会社名義で借り上げて、そこに家賃よりも安い「社宅使用料」を会社に支払うことで従業員が住めるというものです。会社によりますが、社宅使用料は、家賃の３分の１～半分程度に設定されていることが多いと思います。
持ち家を買うよりもコスパが良く、貯金ができるため、借り上げ社宅に住める間は持ち家を購入しない人が多いです。

そのうち、本社部門（一般的には東京などの大都市）に勤務することになって、持ち家を購入した後に、転居を伴う異動があった場合は、その家を貸すか、或いは単身赴任という選択になります。

子どもが小さいうちは、家族帯同で引っ越すことが多いですが、子どもが中学生くらいになると、高校受験～大学受験を見据えて、単身赴任という選択肢をとるご家庭が多いと思います。
海外への赴任の場合は、現地に日本人学校がある場合でも中学校までになり、そこから先は現地校へ入ることになるので、子どもがその先どういう人生を送りたいか、例えばその土地に腰を据えて働きたいか、或いは高校まで現地校で、大学は帰国子女枠での入学を目指すかなど話合うことになります。

家族との関係ですが、出会いという意味では、大学時代付き合っていた人と結婚するケースや、転勤先で知り合って結婚するケースなど様々です。
当然、親とは、離ればなれにはなりますが、これは転勤族でなくても、田舎から出てきて大都市で働くケースではどれもそうだと思います。

何を考えて何を感じているのか？ですが、行った先々で様々な経験ができますから、１度しかない人生を、「そこで生まれてそこで死ぬ」という生き方をするのか、それとも広い世界で羽ばたいてみるのか、人それぞれどういう生き方を好むのかの選択だと思います。
ちなみに、私は海外赴任もしましたが、その土地の「地球の歩き方」に載ってる場所は全て行きましたし、日本という国を客観的に見る目を持つことができたので、良かったと感じています。