■資格について メイクアップアーティストになれる資格はありません。 強いて言えば、法律的には絶対必要な美容師資格です。 ただ、美容師資格を得たからと言って、メイクアップアーティストになって食べていけるわけでは決してありません。 ■(ヘア)メイクアップアーティストについて メイクアップアーティストという働き方自体日本では特殊です。仕事の数自体非常に少ないですし、ほぼなる事が出来ないと思った方が良いです。 また、海外では、ヘアとメイクが分業されていますが、日本ではヘアとメイク両方を一人でこなすことが多く、基本的に最初はヘアメイクとして働かざる負えません。 ではヘアメイクの仕事は多いかというと、そうでもなく少ないと言わざる負えません。良く思いつくような芸能人やモデルに対してのヘアメイクなどになるのは非常に困難です。美容学校新卒の実績もない人では、就職する事すらほぼできないのです。もし就職できたとしても稼ぎ続けるのはさらに難しく、ほとんどの人が諦めます。努力と才能と運、コネクション、全て必要です。 芸能関係の例を挙げましたが、ブライダルヘアメイク等一定の雇用がある分野もあるので、色々調べて検討しても良いと思いますが、もし目指す場合でも、『なれなかった場合どうするのか』を考えて行動した方が良いと思いますよ。 ■学校について 学校を卒業して必ずなれるわけではなく、環境は大事ですがそれ以上に自分次第ではあるので、学生数が多く切磋琢磨できる学校が良いと思います。 東京だと、資生堂美容技術や国際文化理容美容、日本美容や山野美容などです。東京・関東は美容学校の数も多く他にもよい学校はあるので、上記の学校も検討しながらご自身で調べてみても良いと思います。 ヘアメイクアップアーティストコースなど、そこに行けばそれになれると、学科名・コース名であたかも謳っている学校もありますが、実際には殆どなれないので疑った方が良いです。実績もなく使えるかどうかもわからない新卒を正社員で雇う企業は少ないのです。
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