WEBデザイナーというお仕事と将来性について質問させて下さい。

Question

WEBデザイナーというお仕事と将来性について質問させて下さい。WEBデザイナーというお仕事があると思うんですが将来性はありますか？

というのも自分なりに知恵袋を使って色々調べてみたのですが、”将来独立をしなければ安定した収入は見込めない”といったような声が多かったので気になりました。

大きな企業でも小さな企業でも、その企業や会社でのWEBデザイナーとしてのお仕事だけでは将来安定した収入は得れませんか？

リアルなお話になってしまいますが自分の住んでいる地域の求人情報誌やハローワーク等の求人情報を見ていてもアルバイトでしたら時給900円～1200円、正社員でしたら月給16万～20万ぐらいでの求人が多かったです。

”独立”とはどういったことなのかもよく分かりません。難しいことなのでしょうか？

もし今現在WEBデザイナー等のお仕事をしている方がいましたら詳しく教えていただきたいです。

どうかよろしくお願いします。

Answer 1

WEBに限らずデザイナーというのは「下積み」が重要になってきます。よっぽどの才能と運がない限り、1,2年で大躍進することはありません。下積みですから、給料は低いし、ほとんどのところが休日出勤やサービス残業当たり前といったところです。生活費・プライベートを削りながらも続けたいと思う人はよっぽど強い人。才能や仕事の覚えが早ければ3〜5年くらいで待遇や評価が変わってきます。場合によっては会社を変えた方がいいときもあります。
独立というのは会社で実務経験を積み、個人で仕事する（フリー）ことです。デザイナーはデスクワークでお客さんに直接会ったりすることはあまりありません。営業やディレクターを通して仕事をするのでデザインやアイデアだしだけに集中できます。フリーになるとお客さんのところに直接行って話を聞き、お金の交渉もして、必要なものの手配、新規顧客の開拓、デザインと全てのことを一人でやらないといけません。机に縛られるデザイナー程度の経験では独立は厳しいです。
独立すると経費以外は利益になりますが、ミスを犯したときに盾となってくれる人がいないので（代理店が間に入る場合は別）、全てのしわ寄せがきます。よく目先の欲でフリーになるデザイナーもいますが、そういう人に限って「この仕事ならいくら位取った方がいいですか？」というアホな質問をしています。
順調にデザイナーとしての階段をのぼりはじめると、（アート）ディレクターへと昇進していきます。ディレクターとは制作を指揮する人、営業と一緒に客のところへ行ったり、デザイナーに指示をだしたり、現場をしきったり、その仕事が終わるまで先頭に立ってみんなを引っ張っていくような立場です。ディレクター経験があると独立したとき強いです。
デザイナーとして将来安定した生活をしたいなら、新人の内に苦労することです。労働基準法に触れていても暗黙の了解という世界です。ただこき使われるところではなく、手本になる先輩がおり、新人教育に熱心な会社だと苦労した分伸びます。新人のうちから残業なしでたいした先輩もおらず、自分一人でやるようなところだと、自己流が身について5年後には同世代に抜かれまくっているでしょう。
アルバイトも正社員も給与はそんなもんです。ただ、〜○円とかの上限はある程度出来る経験者に対しての金額なので下で見てたほうがいいでしょうね。一人暮らしにはきついと思います。新人の内はそんなもんです。