大学教授になりたいと今更考えてしまいました。

Question

大学教授になりたいと今更考えてしまいました。今年卒業予定の高校３年生です。進学先は私立短大の就職向けの当たり障りの無いコースです。

最近とある本を読み、随分と感化されました。一時的に思い上がっているだけかもしれませんが、今まで特別大きな夢を持った事がなく大学教授という職に大変興味があります。

今から大学教授になるのは難しいでしょうか。金銭面でも不安があります。

または一生勉強をすることができる、それが役に立つような仕事は何でしょうか。

Answer 1

四大からいわゆる難関大学の大学院に進んで、５年かけて博士号をとって。それで大学教授になれるのは１割いるかな。著書の著者略歴を見ると、東大博士で結局無職（大学非常勤講師）という方もいます。

私学のワンマン理事長の一族になるというてもありますが、修士号は必要でしょう。

社会人から教授にというみちもあります。理系なら、特許をとったとか。経済なら、大企業を経営したとか。芸術・スポーツでの実績があれば、論文が無くても（皆無は困る）教授採用がありますが（もちろん、特定の大学の、特定の専攻で）、オリンピックの金メダルをとった程度では難しい。何かの分野で秀でていれば、高卒で東大教授になった人も居ますが。

本気で学問するなら、アルバイトなどしている時間はありません。私が大学院に進みたいと言ったら、指導教員は、「親はカネがあるのか」と聞きました。「１日１０時間勉強して、授業に出て、アルバイトはきついぞ」とも。

ちなみに私は、修士の後、専門職として公務員になって、３０年ほど勤めてから誘われて教授になりました。いちおう論文は書いていましたが、運が良かっただけです。

そもそも、学問がすきですか？ １食や２食ぬいても、勉強（試験勉強ではなく）に夢中になったことがありますか？

Answer 2

四大へ編入して、大学院修士-博士課程への進学が必須。

狭き門なので、博士号はとっておきたい。
これはジャンルにもよるがけっこう大変で、教授でも博士号を持っていない人は大勢いる。僕の同級生も博士号はもっていないが心理学の教授。
哲学の博士号なんかドイツ語検定1級などが必須になっていたりする。義弟は理系博士で教授だが研究員として米国留学もしている。理系だとノーベル賞競争でもしてるんじゃないかな。

大学学部での成績などによっては、助手の就職口が紹介される場合があるが、オーバードクターが大勢応募する。僕は、4年次に最難関の国家公務員試験の筆記に通ったので声がかかった。大学院も勧められたが母校(法政)と早稲田を受けて落ちて、やめた。文系ではどうしようもないと思ったからね。留年して粘っても研究員(つまりゆくゆくは教授をめざす)の口は困難で、一般企業への就職口もなくなり、最終的に高校や中学教員になるしかなかろうと思ったから、そんなのはゴメンだと。僕のいたゼミナールは大学院に進む奴が多かった。社会学事典なんか、ゼミ友が幾人も執筆者になっている。ひとつ思ったことは、一番優秀な奴が教授になれるとは限らない、ということ。どちらかというと要領のいい奴がなる。

ただ、専門学校なら、あまり学位は気にせずに働けることがある。実際、社会学部卒の僕は、カウンセラーの仕事をしていたこともあって、社会心理学を非常勤で教えることができた。
また、知人の弁護士は軒並み、法科大学院の非常勤講師をやっている。
つまり、何かで秀でると教壇に立てる可能性がある。

一生勉強ねえ。それはなんでも同じだと思うが。医療系、法律系は一生勉強。教師だって同じこと。
まあ。僕もずっとなんやらかんやら勉強しているし、妙な特殊技術もいくつかあるのだけど、今は掃除の仕事をしているだけなので全く役に立たない。結局、社会的位置の問題なんですよ。
大学教授のなりかた、のような本が出ていたと思う。いろいろ挑戦すると良い。
なんでもそこそこやれるものですよ。それこそ、40歳をすぎて医学部入学した人もいるわけで。
できないと思ったら、絶対にできない。言うは易く行うは難しだが、これまでの良いことも悪いこともいろいろな奇跡的な出来事で、僕は確信している。願っていると現実になる。

今僕は『タイムマシンを作ろう』(デイヴィス著)という本を読んでいる。いろいろ考えながら唸っているうちに、はたと気づいた。僕はタイムマシンを作れると本気で思っているのか、と。もちろん物理学的には理論だけで現実には無理。しかし、何かがある。何かによってできるはずだ。それは、なんだろうと僕は考えている。改めて考えるとこれは奇妙なこと。でも、そう考えているからそんな本を読むわけです。タイムマシンができたらどうしよう。なんだか困っちゃうなと。で、僕は小説のネタにする。受賞できれば仕事になる。

Answer 3

難しいと思います。私もうまくわかっていませんが、

4年制大学 卒業
大学院に進む
約5年 博士号 習得
そこから 助手→講師→准教授→大学教授
だったと思います。

難しいと思います。けれどやってみたいと思たのなら目指すべきだと私は思います。自分もまだ若いですが、最近夢ややりたいことが出てきましたが、やりづらい状況です。だから感化されたのなら、やりたいと思ったのなら、その道を目指すべきだともいます。なげだしてもいいので。

基本的に仕事は一生勉強だと思いますよ。