①現場活動が終わった時に、市民から「ありがとう」と言われると、疲れが一瞬で吹っ飛ぶほど嬉しい。 火災は燃える物に限界があるからいいけど、自然災害(強大台風、震災)は、どれだけ活動しても終わりが見えない。震災は死者が多いから、遺体をたくさん見る。それが辛い。 ②自分は警察と消防を比べることはできない。畑違いだから。野球選手に「サッカー選手とどっちがいいですか?」って聞くようなものだから。 ただ、警察は本当に忙しい。 夜遅くに交番に行っても「出動中です。緊急の御用は110番してください」ってプレートがぶら下がってるぐらいだから。 で、一晩中事件や事故や、下らない近隣者トラブルの対応に追われ、朝の勤務交代が済んでから、本署で前日の報告書を書くらしいから。 消防は毎当番、交代後まで残って仕事なんてないから。 あと、進路を決める際に親に言われたこと。 「消防は頑張ったらみんな褒めてくれるし感謝される。けど警察は、仕事を頑張れば頑張るほど避難されるし、逆恨みされる。どちらも社会に必要な仕事だけど、しんどい思いをするのは警察官だ」 現場で見てると、親の言う通りだなって思う。
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