1) 中小企業診断士は資格であって職業ではないです。一般的には中小企業向けコンサルとして仕事される方が多いかと思います。大事なのは、これはどの士業でも言えることですが、資格を取れば仕事が来るわけではなく他の強みと組み合わせて営業する必要があるということです(例えば製造業で生産管理に携わっていた人が中企取得後独立して中小企業向け生産管理改善支援のコンサルになる等)。特に中小企業診断士は、資格がないとできない仕事(=業務独占資格)ではないので。 2) 簿記の知識があるのは役に立つとは思いますが、中企の財務会計の科目内容とは方向性が異なります。簿記は財務諸表を作る側、中企は読む側です。また財務会計は七つある科目の一つに過ぎません。中企は一般的に勉強時間が800-1000時間と言われていますが、現在高校生で簿記以外の教科は白紙とすると、やはり800時間程度はかかるのではないでしょうか。
② 財務会計は一次二次とも診断士受験生の多くが苦手にするので約1,000時間といわれている勉強時間を短縮出来るくらいのアドバンテージになると思います。
①中小企業診断士は中小企業へのコンサルタントが仕事です。といっても名称独占資格なので、その仕事を独占しているわけではなくコンサルタントをするときの肩書き的な意味合いが大きいと思います。 また、コンサルには色々あるので、何というのは難しくコンサルタントというざっくりしたイメージでいいと思います。 ②簿記の勉強していることは有利ですが、それ以上に多くの人が苦戦するのは二次試験における記述式問題です。 この能力は簿記では全く測れませんし、身につかないので、正直ブレ幅が大きすぎて何とも言えません。一般的な勉強時間で考えておいていいと思います。 ただ、簿記1級まで取っている人は二次試験で異色の事例4で点数稼げるので一般的な人より比較的有利にはなります。
日商簿記1級取得者で、旧公認会計士第2次試験短答式合格経験も二度あります。 現在高校2年で日商簿記1級に向けた準備と対策に着手しているならば、普通は「その先」の目標として公認会計士試験か税理士試験を射程範囲に入れるのが普通だと思います。 中小企業診断士では、ないでしょう。 まして、日商簿記1級はいまだ合格してないのですから、よそ見などせず自分の全存在を賭けて勝ちを拾いに行くくらいでなければ、高校在籍中の合格は極めて困難なはず。 周辺資格のことは、日商簿記1級に合格してから、いくらでも好きなだけ調べれば良いと思います。
なるほど:3
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